「芸を見て喜んでくれる人の笑顔が生きがいです」

Vol.2 岩上敏一さん(岩泉町)74歳


<プロフィール>

昭和18年、岩泉町生まれ。中学を卒業後、実家の呉服屋を引き継ぎ、平成7年から葬儀屋、仏具店を始める。平成20年3月から、大道芸による慰問活動をスタート。これまでの訪問回数は平成29年8月19日時点で1,950回を超える。



------------大道芸の慰問活動や活動実績などについて教えてください。

県内の高齢者施設、障がい者施設、保育園などを回って、自分が考案したオリジナルの大道芸を披露する慰問活動を行っています。
訪問先では、小道具を使った芸や10種類以上の音が出るドラムやトランペットなどを使い、歌や演奏もします。
自分の芸の特徴は、頭の上に小道具を乗せて回す芸です。東京スカイツリーのオブジェやだるま、ぬいぐるみなど様々なものを頭上で回して、施設の方々に好評を得ています。
小道具は、自営の葬儀屋・仏具店で不要になったものや日用品、家電製品の部品などを再利用しています。
慰問回数は1,950回を超えました。また、東京都で開催された「芸王(げいわん)グランプリ」東京地区大会(アマチュア、プロの大道芸の大会)にも参加し、平成23年には準優勝し全国大会出場を果たしました。




------------慰問活動を続けるうえで苦労すること、その一方で嬉しいことはありますか。

苦労とは感じてはいませんが、遠出をするときなどは車に寝泊まりするときもあります。でも活動を続けられるのは、家族の協力が大きいです。自営の仏具店は家族が対応しており、電話で連絡をとりながら、仕事とボランティアを両立させています。
嬉しいことは、慰問した施設から多くの感謝状や色紙、激励の手紙をいただき大変励みになります。また、芸を見て喜んでくれる人の笑顔を見られるのは生きがいでもあります。











------------大道芸を始めたきっかけをお聞かせ下さい。

60歳を過ぎたある日、「今まで仕事一筋でやってきたが、これからは何か人の役に立つことをやってみたい」と思い、身近なものを活用できないかと考えました。そこで、葬儀の仕事で不要になった灯篭を改良して笠をつくり、頭の上で回転させたところ「これで大道芸ができる」と思い立ちました。
また、父が人を喜ばせることが好きだったので、その影響もあるかもしれません。
実際に慰問活動を始めたのは平成20年3月です。自家用車に小道具を積み込み、岩泉町内の高齢者施設を中心に回り始めました。続けていくうちに、芸のレパートリーが増え、喜んでくれる人の表情が生きがいとなり、訪問回数がどんどん増え、県内各地を回るようになりました。




------------大道芸以外のことで、続けてきたことでよかったことはありますか。

30歳からマラソンを続けてきましたが、このおかげで体力がつき、今の活動に役だっています。




------------今後の抱負をお聞かせ下さい。

今後も施設などからの要望に応え、大道芸の慰問活動は続けていきたいです。
少し前までは、体に負荷のかかる芸などもしてきたが、これからは年齢的なことも考慮し、無理をせずに、楽しく続けていけたら幸せです。








 (公開:平成29年8月19日)
                                  






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