「支え合う地域を目指し、生涯現役で、『幸せのネットワーク』を広げていきたい」

Vol.4 村上徳也さん(奥州市)82歳


<プロフィール>

昭和10年、奥州市生まれ。1996年、岩手県交通株式会社を退職。現役時代から、町内会や地域の防犯協会、交通安全協会等の要職を務めるほか、水沢市民憲章推進協議会事務局長、奥州市水沢国際交流協会理事など、分野を問わず幅広く活動。現在は、後藤新平顕彰会常任理事(および同会総務部会長)、斎藤實顕彰会総務部会長、いわてILC加速器科学推進会議事務局員、奥州市立記念館運営審議会委員のほか、水沢南大鐘寿会事務局長、演芸みなみ寿座など、地域活動に幅広く従事している。



------------多くの団体で要職を務められ、精力的に地域活動に関わっているようですが、活動に関わる原動力とはどのようなものでしょうか。また、どのような思いで活動に携わっているのでしょうか。

ふる里の先人・後藤新平伯の「人のお世話にならぬよう」「人のお世話をするよう」「そしてむくいを求めぬよう」の「自治三訣」があります。
自治三訣は、まち・地域づくり、社会奉仕活動、そして、ボランティア活動の基本的な姿勢でもあると思います。これを心に刻み、労を苦にせず楽しみながら活動しています。




------------地域での活動に関わってよかったこと、苦労することはどんなことですか。

まち・地域づくりには、「他所(よそ)者、若者、バカ者」が大切と言われます。私が住む地域では、「このまちを第2のふる里に~」と、様々な地域から転入してきた人々の新興地域でもあります。そのため、人と人とのつながり、仲間づくりがより一層大事なこととなります。そのような他所から転入された方々から寄せられる話に耳を傾けると、「どうして、そのようなまちづくりをするのだろうか…」などと、うまく理解できない一方で、「前に住んでいた町ではこのようなやり方があった…」の提言に、新たな発見もあり、「目からうろこ」となることもあります。

また「(ボランティアの)費用は自弁、報酬は感動」という言葉がありますが、ボランティア活動に積極的に参画するという人々と熱く思いを共有する喜びがあります。

高齢社会を迎え、社会や地域の変遷が激しい時代となりました。事業を次の世代に継承することや新たな発想を得るためには、若者の参画は必要でありつつも、思うような参画が得られず苦労する一面もありますが、知恵を出し合い工夫をこらしながら対応しています。





(村上さんが事務局長を務める水沢南大鐘寿会による高齢者施設への慰問の様子)




------------座右の銘はありますか。

さきほどあげた、後藤新平伯の自治三訣です。



------------健康のために気を付けていること、または、元気に過ごすために意識していることはなんでしょうか。

毎朝、小学校児童の安全登校見守りボランティア活動(7時10分~7時40分)を実施し、引き続き中学校・水沢高校生の通学路(市道変則四差路・1時間ほどで約1,000台を超す車の往来)の横断歩道の安全指導に立っています。また、安全指導とあわせて朝の挨拶運動を実践しています。

毎朝、子どもたちとのふれあいと元気な朝の挨拶交換、中・高校生との挨拶運動、また、仲間との早朝グランドゴルフ(朝6~7時・週3回)が、病気を寄せ付けず健康づくりに役立っているものと思っています。




------------今後の抱負をお聞かせ下さい。

人は一人では生きられない。いろんな人たちがいて、そのつながりの中で生きています。地縁、友縁を大切に、支え合う社会をめざし、生涯現役を心に、幸せのネットワークを広げていきたいと思います。


(公開:平成30年1月9日) 

                          






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