事業報告2014
事業名  男女共同参画サポーター養成講座 
 いわて男女共同参画プランにおける施策の基本的方向 Ⅰ 男女共同参画をリード・サポートする人材の育成
  ■教育・学習の充実  ■意識改革と制度・慣行の見直し
  ■政策・方針決定への女性の参画拡大
Ⅱ 家庭・地域・職場において個性と能力を発揮できる社会づくり
  ■ワーク・ライフ・バランス  ■地域・家庭における男女共同参画
  ■農林水産業・商工自営業における男女共同参画
Ⅲ 女性に対する暴力の根絶と、女性の健康支援
  ■あらゆる暴力の根絶  ■生涯にわたる健康支援
目的 男女共同参画に興味・関心があり、男女共同参画の推進活動に意欲のある方を「男女共同参画サポーター」として養成し、県及び各地域における男女共同参画の意識の向上と活動の推進を図ることを目的に実施します。
期待される効果 (1)県民の男女共同参画に関する理解、関心を高めることができる。
(2)センターと受講生または受講生同士のネットワークの構築に寄与する。
(3)公開講座の開催により、長期間にわたる講座に参加できない県民の参加
  を促進することができる。
(4)講座終了後の受講生と各市町村の協働を支援・推進することができる。
日時 平成26年5月20日(火)~9月25日(木) 全15講座
場所 ・いわて県民情報交流センター アイーナ8階803・812
【地域開催】
・7月 12日(土)久慈会場   久慈市子育て支援センター 
・ 7月 13日(日)花巻会場   花巻市生涯学園都市会館(まなび学園) 
・ 8月 02日(土)岩泉会場   岩泉町民会館
主催 岩手県男女共同参画センター、岩手県
参加人数 41名
 内容 【第1回目  5月20日(火)】
■第1講座「男女共同参画概論」
 講師 
岩手県立大学総合政策学部 教授 吉野英岐 さん
■第2講座「岩手県の男女共同参画の施策」
 講師 岩手県環境生活部青少年・男女共同参画課 総括課長 亀井千枝子
■第3講座「気づきのワークショップ」
 講師 岩手県男女共同参画センター 事業担当職員 晴山 玲美
     
男女共同参画社会を実現すためにはどうしたらよいのか。男女共同参画の導入となる知識を習得するとともに、これから共に学んでいく皆さんと顔を合わせてお互いに意識を高め合いました。

【第2回目  6月2日(月)】
■第4講座『現代社会における「男性問題」~男性学の視点から考える~』
 講師 武蔵大学社会学部 助教 田中 俊之 さん

                  
男性が男性であるがゆえに抱えてしまう「男性問題」を学び、男女が共に認め合う住みよい社会をどう築くかを考えました。田中さんは「男性主導社会であるために男性は女性に比べてジェンダー問題に対して鈍感。多様な生き方を認め、素直に現実を見つめることが大切。」と話されました。
■第5講座「途上国の女子の現状とチカラを学ぶ」
 講師 公益財団法人 プラン・ジャパン 後藤 亮 さん
     
世界の女子を取巻く障壁やその原因についてお話しを聴き、私たちが何をできるのか、ワークショップを通して学びました。ネパールの女子の現状を映像資料を通して、世界にはまだまだ女性や子どもの尊厳が守られていないことを知り、支援の必要性や教育の大切さなど、多くのことを考えさせられた講座となりました。

【第3回目 6月15日(日)】
■第6講座「いわて男女共同参画フェスティバル2014」
  
 基調講演「男らしくでもなく 女らしくでもなく 自分らしく」
 講師 落語家・僧侶 露の団姫 さん
     

【第4回目 7月2日(水)・3日(木)】
■第7講座「復興・減災における男女共同参画①」

■第8講座「復興・減災における男女共同参画②」
 講師 減災と男女共同参画研修推進センター 共同代表 浅野 幸子 さん
      
大規模災害に見舞われた際、被災者と一口にされてしまうことが多いです。しかし、被災者・被災地域の方々はそれぞれ困難な状況に置かれます。そして、大規模災害においては男女共同参画の視点が必要とされます。固定的役割問題や、男女で異なる被災経験、プライバシー問題など大規模災害時こそ男女共同参画の視点が重要であることを教えていただきました
■第9講座「コミュニケーション力をつける」
 講師 ㈱ライフキャリアデザイン・アソシエイツ 川端 美智子 さん
      
コミュニケーションの論理的な知識を学んだ上で、体を動かすワークショップで理解を深めました。

選択講座「宿泊研修」
講師 ㈱ライフキャリアデザイン・アソシエイツ 川端 美智子 さん
7月2日(木)の夜は岩手県青少年会館で、宿泊研修を行いました。議論の中での「合意形成」をテーマにワークショップを行いました。参加された皆さん全員が楽しく、そして体と頭をたくさん動かす充実した研修でした。

           

【選択講座 7月3日(木)】
「ファシリテーション力をつける」
 講師 ㈱ライフキャリアデザイン・アソシエイツ 川端 美智子 さん
            
前日に続き、川端美智子さんに御講義頂きました。地域で活動を推進していくために必要なファシリテーション力を身につけました。

【第5回目 地域開催】
■第10講座「先輩サポーターの活動事例から学ぶ、
              地域の男女共同参画の推進」
 7月12日(土) 久慈市(久慈市子育て支援センター)

 講師  平成19年度認定サポーター 西 正恵 さん
      平成24年度認定サポーター 竹中 保夫 さん
      平成18年度認定サポーター 小林 光子 さん

             

 7月13日(日) 花巻市(花巻市生涯学園都市会館 まなび学園)
 講師  花巻市男女共同参画推進委員 
     平成21年度認定サポーター 
     NPO法人 母と子の虹の架け橋 若菜 多摩英 さん

       
   寸劇「ちよっと待った!」の一コマ     若菜 多摩英 さん

 8月2日(土) 岩泉町(岩泉町民会館)
 講師  平成20年度認定サポーター 佐藤 智佳さん
     平成25年度認定サポーター 小松 ひとみ さん

     

■第11講座 ワーク・ライフ・バランス
         ~自分らしく輝くために~
講師 岩手県男女共同参画センター 晴山 玲美
         
「ワーク・ライフ・バランスとは?」
「輝く人生を送るためのライフスタイルのヒントは?」生活環境は人それぞれ違いますが、生活と仕事、さらに趣味や活動などバランスを取りながら楽しく充実した毎日を送るための講義を聴きました。考え方や捉え方、ストレスについてなど講師の実践を交えての話しに参加者は笑顔で頷いていました。

【第6回目 9月8日(月)】
■第12講座「暴力とはなにか~その背景にあるもの~」
■第13講座「DVをなくすために~わたしたちができること~」
講師 NPO法人ハーティ仙台 代表理事 八幡 悦子 さん
         
             
受講風景
サポーター受講生に加えて、約20名に及ぶ公開講座受講生の皆さまが集まり、総勢60名での受講となりました。午前午後とDV(暴力)の起こる背景を様々な事例を基に、私たちが何をできるのかを学びました。そこで自分がDV被害を受けたり、疑いがある場合はすぐに関係機関に相談すること、DV被害者の間に入るのはプロ(弁護士・警察)に任せることが重要だとお話下さいました。

【第7回目 9月25日(木)】
■第14講座 岩手県における女性の政策決定過程への参画

講師     一関市議会議員  勝浦 伸行 さん

       平泉町議会議員  升沢 博子 さん

       野田村議会議員  山田 陽子 さん

コーディネーター  岩手県立大学総合政策学部教授 吉野 英岐 さん
          
             左から
       一関市議会議員 勝浦 伸行 さん
       平泉町議会議員 升沢 博子 さん
       野田村議会議員 山田 陽子 さん


3名の現役の議員の皆さまをお迎えして、それぞれの市町村の具体例を交えながら、議員活動の苦労ややりがいなど普段は聞けないお話をお聞きしました。コーディネーターは岩手県立大学教授の吉野英岐さんをお迎えして講座が進められました。議員の皆さまが考える、男女共同参画社会のあり方もお話下さいました。参加者も終始頷いて議員の皆さまのお話を聞いていました。


■第15講座 研修の成果とまとめ・課題レポート発表

岩手県立大学総合政策学部教授 吉野英岐 さんに引き続きコーディネートをしていただき、本講座で学んだことを踏まえて、課題レポートに取組み、グループディスカッションをしていただきました。改めて、一人ひとりの意見の違いに気づき、お互いの考えを理解し合いました。

     
     
吉野 英岐 さん     熱心に課題に取り組んでいます
                   


閉講式

 講座全体のコーディネートをしていただいた吉野英岐さんより講評をいただきました。

 新たに認定された36名の男女共同参画サポーターの皆さんと共に、男女共同参画社会の推進に努めてまいります。
  
 岩手県環境生活部      最後は全員で記念撮影
風早部長より主催挨拶


参加者の声  ・自分自身の力を高めること、そして自分の人生を自分でデザインできる環 境をつくり上げること、一人一人の満足度をあげる地域づくりが重要であ
 る。(50代 女性)
・町内会、民生児童委員の活動に活かしていきたい。(60代 男性)
・男女共同参画社会というのは、ひとりひとりの考え方による部分が大きい
 と思うので、自分でできることを少しづつ実践していこうと思います。
                         (50代 女性)
 担当者より 26年度も県内各地からたくさんの方に参加して頂いて感謝いたします。受講された皆さまは、毎回たくさんのことに気付き、学んでいました。認定サポーターの数も800名を超え、多くのサポーターと共に本県における男女共同参画社会作りを推進していきます。