事業報告2015
事業名  

いわてDV防止基礎セミナー

 
 いわて男女共同参画プランにおける施策の基本的方向 Ⅲ 女性に対する暴力の根絶と女性の健康支援
  ■あらゆる暴力の根絶 
目的

平成27年度岩手県「女性に対する暴力をなくす運動」の一環として、一般県民を対象としたいわてDV防止基礎セミナーを行い、配偶者や交際相手などからの暴力は重大な人権侵害であること、被害者のための相談窓口や、支援方法などについて、県民の理解促進や意識啓発を図る。

期待される効果

(1)DVまたは広く暴力全般において多くの人に知ってもらうこと
   が出来る

(2)DVまたは広く暴力を受けた人の心の状態を知ることが出来る

(3)DVまたは広く暴力を受けた人に相談されたときにどうしたら
   よいか知ることが出来る


日時 平成27年11月25日(水) 10:00~11:45
場所 いわて県民情報交流センター アイーナ5階 会議室501
主催 岩手県、岩手県男女共同参画センター
参加人数 41名(女性36名、男性5名)
  内容

■主催者挨拶:
 岩手県環境生活部若者女性協働推進室青少年・男女共同参画課長 
                        中里 裕美

■講演「身近な人が暴力にあっていたら」 

講師 NPO法人レジリエンス代表中島幸子さん

    

今回のセミナーでは、DVのみならず、広く暴力全般についてお話をいただきました。人は誰しも自分の安全を脅かされるとその支配下に入ってしまい、暴力は相手を支配する手段として利用されています。虐待、いじめの他、ハイジャック、テロ、戦争など全ての暴力の根底には安全を脅かすことによる支配があります。暴力のなの下では、どんな性格の人も、年齢の人も言うことを聞かずにはいられなくなってしまうのです。

力を受けた時、暴力を受けた人から相談された時、誰にも起こり得ることと思って対応できることが重要であると気づくことが出来ました。社会問題にもなっている暴力のことについて、支援者のみならず、誰もが知識を得ていく必要があるとお話をいただきました。

参加者の声  ◆細かく説明されてとてもよく理解しました。希望を語る場、
 社会の視点が少しでも変化して欲しいと感じます。
◆被害者の複雑な心情等を配慮しなければならないと思いました。
◆「女性を暴力から守る」と性別に限定することには違和感が
 あります。私の周りでは被害を受けている男性がいるためです。
 今日の講座では同性の間でも起こるという視点に気付かせていた
 だきました。加害者の気持ももっと知りたいと思うようになりまし
 た。
◆いろいろな講座は受けているので、学び直しとして生の声を聞く
 ことは必要と感じた。テーマが重いけれど誰でも聴講できるこの
 ようなセミナーに期待します。
◆暴力を経験した方は、本当に様々な感情を抱えて生活している
 のだということが理解できました。
◆重く辛い課題を最後まで緊張を緩めずに聴けました。実りある
 講演と演者だったです。安全・安心が全ての心の基盤に必要なこと、
 不可欠なこと、肝に銘じました。
◆もっと多くの人に伝えていきたいと思います。
◆暴力についての精神構造を知ることができてとても勉強に
 なりました。もっと聞きたかったです。
◆あっという間の2時間でした。話が分かりやすい。具体例が
 多くてイメージしやすかったです。
 担当者より

暴力についてみなで考える時間にしたいとの目的どおりの講義を大変分かりやすくしていただいた講師の中島さんに感謝です。アンケートには、非常にわかりやすかったとの声が多くありました。今後はより多くの方々に聞いていただけるよう検討していきたいと思います。