事業報告2008
事業名 自主事業 女性に対する暴力をなくす運動事業
 「DV被害者支援シンポジウム〜外国人、障がい者支援について」
いわて男女共同参画プランにおける施策の基本的方向 □男女共同参画の視点に立った意識改革
□女性の参画拡大における男女共同参画の推進 
□労働の場における男女共同参画の推進
□家庭・地域における男女共同参画の推進
■女性の健康支援と女性に対する暴力への対処
目的 配偶者や恋人など親密な男女間におこる暴力(DV)に関する相談件数は、昨年度全国で6万2,078件(うち岩手県は768件)にのぼり、年々増加しています(内閣府男女共同参画局発表)。このような状況のもと、DV防止法は被害者の国籍、障がいの有無を問わず、当人の人権を尊重し、安全確保に配慮することを条文化(2004年法改)が、していますが、滞日外国人と障がい者への被害実態や支援体制に対する議論が十分におこなわれておりません。そこで本シンポジウムを開催し、参加者間で県内の実態や課題を共有、討議することを通して、現在のDV被害者支援体制をより一層充実させる機会づくりといたします。
期待される効果 @これまで取り上げられなかった外国人、障がい者の視点からのDV被害者支援対策を考えるきっかけを提供することができる。
A「いわて配偶者暴力防止対策推進計画」で取り組む予定の「外国人への配慮」、「障がい者への配慮」の項目を関連機関と連携してすすめることができる。
主催 岩手県男女共同参画センター 
共催 財団法人岩手県国際交流協会、岩手県社会福祉協議会
日時 2008年11月25日(火)10:30〜15:30
場所 いわて県民情報交流センター(アイーナ)8階804会議室
対象 国際交流活動、外国人支援をされている方、障がい福祉活動、障がい者支援をされている方、男女共同参画に関する行政担当者、この催しに関心のある県内の方
定員 100人
申込人数 69人 
参加人数 62人(うち男性参加23%)
内容 第1部 10:30〜12:30
*説明
@「岩手県のDV防止対策」 岩手県青少年男女共同参画担当課
A「岩手における国際交流の現状」岩手県NPO・文化国際課
B「障がい福祉の概要」岩手県障がい保健福祉課長 

*報告
@「女性相談の概況」 岩手県福祉総合相談センター職員
A「外国人相談について」岩手県国際交流協会外国人相談員、行政書士 横山 勝さん
B「岩手県障がい者110番相談室から」 岩手県障がい者110番専門相談員 長葭千恵子(ながよし・ちえこ)さん

  


第2部 14:00〜15:30
*パネルディスカッション
司会進行:岩手県男女共同参画センター長 上原千鶴子
岩手県福祉総合相談センター職員、横山勝さん、長葭千恵さん
 


センター所蔵のDV関連書籍と法テラスの協力でパネル展示を行いました(会場後ろ)


参加者の声 ・進行がスムーズでした。現場の声が聴けて有意義でした。センターには情報周知の継続をお願いしたいと思います。
・DVに限らず、様々な相談を受け入れる広い心を持つことの大切さを感じました。会場からの発言で外国人の方の生の声が聴けてすごく良かったです。法律の知識を学び、情報提供に努めたいと思いました。
・各機関の役割や法律の中身がよく理解できた。とくに行政書士さんの中身は今まで聞く機会がなかったので参考になりました。
・詰めすぎでそれぞれ足早でよく理解できたとまではいきませんが、勉強になりました・資料が充実しており、参考になった。
・午後だけの参加であったが、岩手の実態がよく分かった。県の現在の取組も理解できた。このようなものをもっと地方へ、地域へと下へおろしてほしい。
・私は障がい当事者として女性の人権擁護も大事だが、障がい者の人権擁護にも力を入れて欲しいと思った。
メディア報道 ・2008年10月05日 岩手日報「もりおか女性センター、県岩手県男女共同参画センター 14-25、各会場でイベント」
・2008年12月05日 岩手日日新聞「DV被害者 相談体制の必要 盛岡 障碍者ら支援でシンポ」
その他 本催しに合わせ、岩手県国際交流センター発行・国際交流情報紙 ジェンゴ(2008年12-1月号)P4 「外国人相談Q&A〜 DV被害者へのサポートに国籍・在留資格は関係ありません」 が当センターとの協力で執筆・掲載されました。