事業報告2010
事業名 自主事業「性暴力をなくそうVOICE~被害者からのメッセージ」
いわて男女共同参画プランにおける施策の基本的方向 ■男女共同参画の視点に立った意識改革
□女性の参画拡大における男女共同参画の推進 
□労働の場における男女共同参画の推進
□家庭・地域における男女共同参画の推進
■女性の健康支援と女性に対する暴力への対処
目的 配偶者からの暴力や売買春、人身売買、性暴力、セクシュアル・ハラスメント、ストーカー行為など女性に対する暴力の問題は人権侵害であり、男女共同参画社会を形成する上で克服すべき重要な課題とされています。そこで当センターは内閣府が主唱する「女性に対する暴力をなくす運動週間(11/12-25)にあわせ、県内で増加傾向にある性犯罪の予防啓発につとめることを目的に本事業を開催します。
期待される効果 ①県民に対して女性に対する暴力の予防に関する正しい実態や取り組みを知らせることができる。
②本事業をおこなうことにより、性被害に悩む人への相談支援につなげることができる。
③本事業をおこなうことにより、性被害の予防啓発につなげることができる。 
主催 岩手県男女共同参画センター 
共催 岩手県警察本部、 いわて思春期研究会 
後援 (社)いわて被害者支援センター、岩手県福祉総合相談センター、(社)岩手県PTA連合会 
日時 2010年11月21日(日)10:30~15:30
場所 いわて県民情報交流センター(アイーナ)5階501、4階県民プラザ
参加者数 延べ215人
第1部 講演会 75人(うち男性19人、女性56人)
第2部 トーク&コンサート 140人(うち男性23人、女性61人、当日立ち見56人) 
ボランティア協力 6人(NPO法人いわて翼の会、H22サポーター養成講座修了生) 
内容 第1部 10:30~12:30
講演会「性犯罪被害の現状と被害者支援について」
講師:警察庁警視正 小笠原和美さん
報告者:岩手県警察本部県民課被害者支援補佐 佐々木憲親さん
報告者:岩手県警察本部生活安全企画課犯罪抑止対策補佐 大越剛さん

 


第2部 14:00~15:30
トーク&コンサート「PANSAKUライブin岩手」
性暴力・性犯罪に苦しむ当事者がいることを知ってください
 
PANSAKUブログはこちら



2008年春に結成された愛知県を中心に活動をしている女性2人のアコースティックユニットPANSAKUによる東北初のライブをおこないました。PANSAKUのぱんさんは、2004年の夏の夜、コンビニの駐車場で突然見知らぬ男性に首を絞められ、人気のない所でレイプをされるという辛い経験されています。犯人はいまも、見つかっていません。当時の思いをありのまま言葉にし、自分と同じような被害に遭った人の心が少しでも癒されるようにと祈りを込めて作った曲「STAND」はじめ、2人の透明感あふれるハーモニーと性暴力のない豊かな社会を願う真摯なメッセージを会場にお集まりいただいたみなさんと熱い気持ちで共有しました。
☆終了後、関連書籍・グッズ販売を行いました。
・書籍「STAND~ち上がる選択」大藪順子著(いのちのことば社)
・パープルリボンバッジ(全国女性シェルターネットのチャリティー商品)
・警察論文集(立花書房)
・PANSAKU関連チャリティーCD等
 参加者の声 第1部
・なかなか知る機会が今までなかった内容でしたので、とても勉強になりました。(女性・30代)
・被害現状や支援については、一般の方々にはまだまだ知られていないので、このような研修会を多く開いていただきたい。(男性・70代)
・被害者の心の苦しみが大変よく分かり、今後防止するためには、一般人に理解をもっと広める必要があると思います。(女性・50代)

第2部
・パンさん、6年前の辛い体験を話してくださってありがとうございました。美しい歌声と心のこもったメッセージをありがとう。(女性・40代)
・とてもきれいな声がアイーナに響いて、希望と勇気をいただきました。とってもいい企画だったと思います。午前中も参加して良かったと思いました。男女共同参画センターならではのイベントだと思いました。(女性・40代)
・被害にあった人たちに何ができるか考えていきたいと思います。(男性・20代)
・よくは分からなかったけど、高校の時に友達がDVにあっているのを見てたので、性犯罪が多いというのは事実だと思いました。(女性・20代)
・私は助産師です。PANさんの辛い体験を公にする勇気に感動しました。この活動を続けていかれることを祈っています。応援しています。(女性・60代)
 担当者より 岩手県内では今年度上半期に11件の強姦事件があったことが県警によって報告されています。警察をはじめとする性犯罪の被害者支援が充実する一方で、まだまだ被害経験について声を出せず、傷つき、思い悩んでいる方がたくさんいるのではないでしょうか。女性に対する性暴力の根幹には、女性の性を軽視する誤った価値観が個人や社会の中に許容されていることが一因です。男性も女性も、性犯罪の実態を正しく知ること、そして悩んでいる人を見過ごさないための勇気をもつことがまずは大事なのではないかと本事業を企画実施してあらためて思いました。今回ご参加いただいた皆様はじめ、各関係機関・マスコミ関係者のみなさま、そしてPANSAKUのお二方、本当にありがとうございました。引き続きよろしくお願い致します。
プレスリリース協力 都南ケーブルテレビ・毎日新聞盛岡支局・岩手日報
 メディア報道 ・2010年11月21日(日)めんこいテレビ、テレビ岩手、IBC岩手放送、NHK盛岡放送局、岩手朝日テレビ
・2010年11月23日(火)岩手日日新聞社盛岡支社
・2010年11月23日(火)盛岡タイムス
・2010年11月24日(水)朝日新聞盛岡総局
・2010年11月25日(木)岩手日報