岩手山麓幻想スポット

 滝沢村

鞍掛山と春子谷地(滝沢村) 鞍掛山は岩手山裾野の南東部に寄生する休火山で標高897.1m。山頂からの眺望はすばらしく、覆いかぶさるような岩手山や奥羽山脈、北上山地の山々も見渡せます。また、麓にはバルビゾン派の絵画のような牧草地が広がり、その一角に国の重要湿地で県自然環境保全地域にも指定されている春子谷地があります。作品には大正11年(1922)1月6日の「くらかけの雪」などがありますが、同年11月27日、最愛の妹・トシが亡くなり、その悲傷は「無声慟哭」の詩群3編に結晶します。さらに、半年後に岩手山登山をして詩作を再開した賢治は、大正12年6月3日の「風林」では「…向ふの柏木立のうしろの闇が/きらきらつといま顫へたのは…」と、とし子(トシ)の幻影が近づく予感を表現し、6月4日の「白い鳥」では「二疋の大きな白い鳥が/鋭くかなしく啼きかはしながら/しめつた朝の日光を飛んでゐる/それはわたくしのいもうとだ/死んだわたくしのいもうとだ/兄が来たのであんなにかなしく啼いてゐる…」と詠んでいます。これらの舞台になったのが、鞍掛山や春子谷地など、岩手山麓の柏林でした。

岩手山麓幻想スポット (334)
地図


1.西根山
1.西根山(雫石町)

2.七ッ森
2.七ッ森(雫石町)

3.鬼越池

3.鬼越池(滝沢村)

4.燧堀山

4.燧堀山(滝沢村)

5.聖なる場所

5.聖なる場所(雫石町)

6.盛岡高等農林学校

6.盛岡高等農林学校

7.丹藤川
7.丹藤川(岩手町)

8.焼走り熔岩流
8.焼走り熔岩流(西根町)

9.藤原嘉藤治の家

9.藤原嘉藤治の家(紫波町)

10.源太ヶ森(岳)

10.源太ヶ森(岳)(八幡平市)

11.南昌山と歌碑
11.南昌山と歌碑(矢巾町)

12.外山牧場
12.外山牧場(玉山村)
13.七時雨山
13.七時雨山(八幡平市)

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