白糸まちなみ交流館

 金ヶ崎町

白糸まちなみ交流館は歴史性の伝承、城内諏訪小路伝建地区という環境への馴染み、民家の良さの再考、新築住宅の参考事例等、様々な目的を達成すべく設計されている。例えば、伝建地区内の保存物件と同規模の大屋根民家を地区における建物配置原則に習って再生したことや、内部のスペースインスペース(事務室)を既存構造体と区別したのは、建物や地域の歴史性、環境への馴染みに配慮したからであり、石場建の再現や既存床板の軒裏天井への転用、珪藻士による壁の風合いの表現などは、民家の良さを追求した結果である。さらに、採光もある小屋裏空間の確保や床暖房設備、木製建具等は、民家が現代生活に十分対応できる参考事例を示すための工夫であると言える。そして当然のことながら、これらは既存の建築基準法、防火対策、伝建地区における修景基準に合致するよう設計されている。

白糸まちなみ交流館
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