鵜鳥神楽

 普代村

普代村の古社、鵜鳥神社には古くから山伏神楽が伝承されています。この神社は同神社が山伏修験道の霊場として発展した際に生まれたと言われています。岩手県沿岸部には「北の鵜鳥・南も黒森」と呼ばれる二つの神楽があり「南の黒森」とは現在の宮古市山口黒森山に鎮座する黒森神社に伝わる黒森神楽のことです。明治以前にはこれら二つの神楽は山伏集団により組織され、旧暦11月から正月にかけて「霞」と呼ぶ分担範囲を巡業しました。これを「霞をかける」と言います。明治維新の際の山伏修験道廃止後、神楽だけはその子孫や地区氏子の有志らによって受け継がれ今日に至っています。鵜鳥神楽と黒森神楽は隔年交互に北回り、南回りの巡業を行います。現在鵜鳥神楽は正月8日に鵜鳥神社遥拝殿で舞立ち(出発)の儀式を行い、北回りでは久慈市の久喜・小袖地区まで、南回りでは釜石市白浜・室浜までとその範囲は広い。平成7年12月、両神楽は陸中海岸地方の廻り神楽として文化庁から「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択されています。

鵜鳥神楽
地図


1.参拝客でにぎわう鶏鳥
1.参拝客でにぎわう鶏鳥


2.鵜鳥神楽
2.鵜鳥神楽

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