ふるさとの文化遺産再発見の旅

盛岡城跡に集合  
会の旗
歩く会実行委員長 菅原三郎さん
盛岡城跡に集合
 
会の旗
 
歩く会実行委員長
菅原三郎さん

 平成13年11月18日、第1回「稲荷街道を歩く会」が開催されました。「稲荷街道を歩く会実行委員会(菅原三郎実行委員長)」主催による第1回目の記念すべき「歩く会」は、心配された天候にも恵まれ、約140人の参加者全員が元気に、晩秋の稲荷街道を歩き通しました。
 稲荷街道は、南部氏の祈願所である志和稲荷神社への参道として整備したもので、往時には、道幅が12間(約22メートル)もある松並木の道だったといわれます。矢巾町山岳協会会長も務める菅原三郎実行委員長は、「歴史的街道を知られないままにしておくのは惜しい。文化遺産としての価値もさることながら、周辺のすばらしい自然景観を多くのひとにぜひ知ってほしいし、守っていってほしい」と語っています。
 街道の西側には、赤林山(855メートル)、南昌山(848メートル)、東根山(928メートル)の三山が連なり、盛岡近郊に残る最後のブナ林があるなど街道周辺の地域は、知る人ぞ知る恵み豊かな自然環境が残された貴重な地域ということができます。矢巾町山岳協会では、一帯が県立自然公園になるよう、専門家を招いて植生や地質、文化などを学ぶ勉強会も開催して文化遺産の保全と自然環境の理解・啓発に努めてきました。
 「稲荷街道を歩く会」は、歩いて見て感じることで、多くのひとがふるさとの文化遺産を再発見してほしいという願いがこめられています。

旅の安全を願い、まずは、身体をほぐします   いよいよ盛岡城跡を出発、元気に歩く参加者
旅の安全を願い、まずは、身体をほぐします
いよいよ盛岡城跡を出発、元気に歩く参加者