遠野の奥深さを次代に受け継ぐために



「お山かけ体験ツアー」はマダの木でたいまつを作る作業から始まります。ツアーの案内人は若い頃実際に「先達」(お山かけの案内人)をされていた方です。

すべて自然の素材を使い、手仕事の面白さを実感する「かんじきづくり体験ツアー」

「お山かけ体験ツアー」はマダの木でたいまつを作る作業から始まります。ツアーの案内人は若い頃実際に「先達」(お山かけの案内人)をされていた方です。

すべて自然の素材を使い、手仕事の面白さを実感する「かんじきづくり体験ツアー」



 「パハヤチニカ」(※アイヌ語で「早池峰」の意)は、早池峰山麓に受け継がれてきた遠野ならではの生活文化の魅力を、遠野に住む有志たちが自ら発信し続けている雑誌です。四季折々の自然の流れに沿って何ものをも傷つけることなくいつまでも存続してゆける生活のサイクル。山を川を風を神として崇め、自然に謙虚な姿勢で感謝をもって生きていく暮らし。暮らしの中で培われてきた技・手作りの品。そしてそれらを生み出した人々の愛情・・・。遠野にあるそんな温もりある世界を伝え守ってゆきたい、という思いのもと、「りんご」「馬」「山仕事」「わらべ唄」「お葬式」「山伏」など、毎回興味深いテーマを取り上げ、首都圏などにも発信しながら、また地元の人にも遠野の奥深い魅力を再発見してもらうきっかけづくりをしてきました。また、読者とスタッフでつくる「パハヤチニカ倶楽部」では、遠野の素朴な技に触れてもらおうと通年様々な体験ツアーを企画実施しています。「かんじきづくり」「わら細工」「ひなだんご」「わらべうた」などの体験、また、平成12年からは夏に「お山かけツアー」と題して、かつて行われていた信仰登山のルートをそのまま辿り、夜はたいまつを灯して16時間も歩き続ける、という本格的な体験ツアーも始めました。知識と実体験を融合させて遠野の魅力を肌で感じてもらおう、というのが、パハヤチニカが提案するグリーンツーリズムといえるでしょう。