大学生たちが見て、聞いて、感じた遠野の可能性


7人の学生が簡潔な表現で報告。参加者からも熱のこもった意見が出ました。

7人の学生が簡潔な表現で報告。参加者からも熱のこもった意見が出ました。

  平成14年2月。遠野ふるさと村において、東洋大学社会学部で環境社会学を専攻する学生達が、「遠野グリーンツーリズム資源調査」を実施してきた報告会を開催しました。前年までに数回にわたり遠野でヒアリングなどの調査を行い、それぞれの視点から「遠野のグリーンツーリズムにこんなアイデアを活かすと良いのでは?」という様々な提案がなされたものです。「遠野物語の活用」「一緒につくる食文化」「ツーリズム大学」「地域通貨」などといったユニークな発想が飛び出し、出席した地元の人々の関心を集めました。指導教官である青木辰司教授は、「奥深い資源を基礎に多様な人々が個性的な実践を積み重ねてきた蓄積の多さと、行政のしっかりした政策展開」のある遠野を「日本型グリーンツーリズムの東の横綱」と讚え、その可能性を示唆し続けています。
 グリーンツーリズムを一過性の観光事業にしない、という理念のもと、農山村の人々と都市住民が対等な交流を通して、それぞれが心から歓んで交流する「歓交」活動としてさらなる発展を目指して欲しいというメッセージで報告会を締めくくりました。
 外から見た魅力を地元が認識し、常に新鮮な発見と感動を追い求める視点が、今後の遠野流グリーンツーリズムの可能性を拡げてくれるようです。