『エコミュージアム構想に地元学を活用』

近代製鉄業の発祥の地、橋野高炉跡

  橋野町振興協議会と鉄のふるさと2001事業実行委員会では、平成12年の9月と11月、12月の3回にわたり地元学を栗橋・橋野地区にて実施しました。ここは、近代製鉄業の父と呼ばれた大島高任が初めて銑鉄の製造に成功した地であり、釜石発展の根幹の地でもあります。栗橋地区のある釜石市では、第5次総合計画の基本構想(平成12年6月策定)で「鉄の歴史と環境を生かす地域づくり」を重点施策としました。平成13年が、大島高任の没後100年にあたることから、市では、歴史、文化、自然環境などを固有資源として改めて見直し、その活用を図ることにしました。
 地域の固有資源を再認識し、地域づくりに活かそうという取り組みは、市が実施するエコミュージアム構想推進事業にも活かされる予定です。エコミュージアムとは、博物館という施設に資料を集めて展示するのではなく、地域の環境をそのままの状態で残し、見学者はその地域を実際に訪れて見学や体験をするという考え方です。構想策定に向けて、検討委員会(委員長・小野寺英輝岩手大学工学部助教授)が、平成12年9月に発足しています。
 地元学は、秋田県や宮城県、三重県などでも行われています。「いわて地元学」の取り組みについては、岩手県の地域づくり情報誌「ORYZA」のバックナンバーをご覧下さい。
ORYZAホームページ(岩手県地域振興課)http://www.pref.iwate.jp/~hp0209