環境教育実践校紹介


岩手県
雫石町立御明神小学校

〒020-0583
岩手県岩手郡雫石町上野上屋敷26
TEL019-692-3204
〈岩手県雫石町立御明神小学校の取り組み〉
 雫石町立御明神小学校は、校内活動とともに親子での河川清掃などの実践から、身近な自然に対して興味を持っている児童が多く、学校、家庭、地域の連携を図りながら、体験を通した主体的な環境教育の実践に取り組んでいる。

環境について理解を深め地域ぐるみで生涯的活動として取り組む態度を育てる

▲全校で取り組むゴミ拾い活動(竜川清掃)

基本的指導過程
平成13年度の「いきいきタイム」における環境学習の基本的な指導過程
1)親しむ・気づく 2)課題を持つ 3)追究する 
4)まとめる 5)発信・交流 6)実践化
◇全校としての取り組み
・クリーン登校・ギャラリー(春木場駅美化活動)
・アルミ缶リサイクル運動
・竜川清掃
◇学年・学団での取り組み
・緑の少年団活動
・いわて大環境祭参加
・北東北こども環境ミーティング参加
◇各学年の題材
3年生:「守ろうチョウセンアカシジミ」
4年生:「野菜を育てよう」
5年生:「学校林」「川をさぐる」
6年生:「変身・大豆」「石けんづくり」

 
▲チョウセンアカシジミ   ▲「ここにもあるよ!」卵の移植に歓声があがる。

実践事例…第3学年対象
「守ろうチョウセンアカシジミ」
 町の天然記念物であるチョウセンアカシジミを題材に、学ぶ喜びと問題を解決する 力を身につけさせる。
5月・6月:こん虫を育てよう(理科)
6月:天然記念物についての学習 個人課題の設定
7月:チョウセンアカシジミ観察会 (観察とデワノトネリコの植樹)
7月〜10月:グループ課題の設定と問題解決のための追究学習 
10月25日:いきいき発表会
11月:卵の移植

 
▲学校林の沢で魚つかみ体験(ヤマメ)   ▲水質調査に夢中です

実践事例…第5学年対象
「川をさぐる」
 地域環境の源である川を調査・追究することにより、その実態や豊かな自然環境を認識すると共に、主体的に課題解決能力を身につけさせる。
6月:学校林体験学習
7月:水質調査(生物指標による)
8月:個人課題の設定、グループ課題の設定
〈個人課題〉・上流、下流の魚・上流、下流の生き物のちがい・養殖漁業・いろいろな場所の水質検査・川の周囲の生き物等
〈グループ課題〉・竜川の歴史・魚・水質調査・養殖漁業など
9〜10月:課題解決のための追究学習
10月20日:小・中・高環境交流会
11月:ヤマメの卵の孵化への挑戦

▲父母も参加した小・中・高環境学習交流会

小・中・高環境学習交流会
 課題追究のために、町歴史民族資料館、雫石川漁業協同組合、安栖養魚場に取材に行った児童達は、10月20日には、雫石中学校、雫石高等学校の生徒と発表交流会を行った。
 「川」をテーマに開催された交流会で、御明神小学校5年生28人は、「竜川の歴史」
「魚」「養殖」「水質」の4班に分かれて元気に課題追究の成果を発表した。

▲ヤマメを育てる工夫を地域の方に指導していただきました。

ヤマメの孵化への挑戦
 イワナやヤマメなどの魚が地域の養殖場で育てられ、竜川などの地域の川に定期的に放流されていることを知った児童は、自分たちも出来ることはないかと考え、ヤマメの卵の孵化に挑戦することにした。
 魚掴み体験、水質調査などの体験学習を通して、魚などの川の生き物についての興味や関心が深まり、その後の主体的な活動につながり、ヤマメを竜川に放流しようと意欲的に活動をしている。

*まもるくんと仲間たちのコーナーは、北東北三県発行の環境副読本「まもろうみんなの地球 わたしたちのふるさと」の内容を再構成して掲載しています。