盛岡市見前地区公民館の環境講座



 
常に地域の人であふれている盛岡市見前地区公民館   「北上川源流を訪ねて」で訪れた北上川の源泉。田代平高原や不動の滝も見学しました。

 盛岡市見前地区公民館では、「環境」や「自然」をテーマにした講座が充実して好評をあつめています。中でも環境講座は人気の講座で、毎回定員を上回る申し込みがあります。
 「子どもたちの社会教育は学校の役目ですが、公民館は大人の分野担当と考えています。地域のみなさんと一緒に、楽しく学べるような講座が理想的。まずは岩手の素晴しい環境に興味を持ってもらいたいと始めました」と、公民館指導員駿河隼雄さんは話します。
 一昨年は「森林」を中心に行われましたが、第5回を迎えた平成13年の環境講座のテーマは「水と森」。全5回の講座の内容は興味深いものばかりで、環境保健研究センターで地球環境の話を聞いたり、岩手山の火山活動とその魅力について「座頭清水」等の見学をしながら学んだり、さらに「クリーンエネルギーと環境」について学習するため、袖山高原へ足を運ぶこともありました。また、衣川村のひこばえの森で実際に木を植えたり、北上川の源流を訪ねたりと、私たちの住む岩手県の自然の驚異から環境の課題、保全のための人々の努力などを体験を通して学んできました。衣川村の「衣川ふるさと自然塾」の公開講座を聴講にも出かけています。
 受講者にはリピーターも多く、「この講座に参加する前は、岩手の素晴しさや環境について、何にも知らないまま過ごしていたと思うともったいない気がします」「遠足気分で楽しく学べるので、毎回楽しみです」「素晴しい自然に驚くばかりです」などの感想文が残されています。
 公民館としての役割を越えて、地域のみなさんと共に環境を考える姿勢は県内でも高い評価を得ています。さらに、平成13年度には公民館の市川杜夫館長が水生生物の研究を専門としていたことから、津志田小学校の総合学習を応援協力することになりました。小学校と地区の公民館が連携した学習というのは全国的にも珍しく、県内外から注目を集めました。

 
「岩手山の火山活動とその魅力」では、特別に「座頭清水」の見学もさせてもらいました。   馬渕川の源泉で、冷たくておいしい湧き水に感激
     
衣川ふるさと自然塾での記念写真