「いわて地元学」と地域づくり

地域学の実践地元学とは
皆さんが何気なく過ごしてきた地域には、実は貴重な資源(宝)が存在しています。「こんなものが」と思うような「あたりまえのモノ」が、実は地域外の人が見れば新鮮で、価値があるものだったりします。それを見出すことが地元学の第一歩です。
 地元学とは、地元を再認識し、地域のあり方を見つけていくための一つの手法ですが、その取り組み方や対象は極めて多様です。

「いわて地元学」では、次のような考え方を地元学の基本としています。
  • 地元に住んでいる人が主体的に行う実践であること。
  • 学問(民俗学等)や物知り学ではなく、地域が今までやっていたこと、地域のありようを再発見する営みであること。
  • 地域住民だけでなく、地域外の人、いわゆる「風の人」の視点や助言を得ながら、地元を客観的に認識すること。
  • 地域における持続的で地道な取り組みであること。
  • 地域の人々のつながりを取り戻す取り組みであること。


地元学の取り組み方
地元学の流れ
地元学の流れ
  地元学は、単なる「地域の宝探し」で終わらせることなく、地域の皆さん自らによる主体的な地域づくりに発展させていくことが重要です。地元学の取り組みでは概ね次のような流れが考えられます。

  • 地域住民が何らかのきっかけで、「地域資源調査」、「集落点検」、「あるもの探し」など地元学的な取り組みを始めること。
  • 地元学の取り組みが市町村などの行政や企業との協働、さらには、地域のNPOの結成などに結びつき、パートナーシップが形成されていくこと。
  • それらの過程で、地域住民を巻き込みながら、地域づくりが多方面の分野に広がり、自立した、個性豊かな地域の構築に向けた取り組みが継続的に行われていくこと。
  • これらの取り組みが継続して行われていくこと。