戦中・戦後を話りつぐ会(いわて)
平成19年、盛岡市で結成。会員数17名。
会長 箱石 邦夫
連絡先 019-662-4101(箱石 邦夫)
活動内容について
助成事業
公開学習会を実施し、映画「最後の帰郷」「花と兵隊」を上映
盛岡市、宮古市、釜石市、遠野市などで戦中・戦後の体験を聞き取りを実施
記録集「おわらない戦争岩手からの超え、会報総集編」発刊
助成事業以外の活動
- 空襲・戦災を記録する会全国連絡会に毎年参加
- 戦中戦後を記録する会(岩手県)学習会等参加
- 日中東北の会学習会毎月参加
団体を結成したきっかけは?
戦後60数年を経過し、戦争が多くの人びとに悲惨な生活を強いてきた記憶が薄れ、忘れ去られようとしている。
私たちの孫の時代に、戦争に加担するときがくるのではないか、そんな危惧すら感じる。
私たちの悲惨な体験を子どもたちにニ度と繰り返させないために、その抑止力になるよう、当時を体験した人でなければわからない、貴重な記録を後世に残し語りつぐことが私たちに課せられた役割ではないか考えるようになった。
そこで、同じような考えを持つ数名で会を立ち上げた。
目的の達成及び、充実した活動を展開するため、助成金に申請した。
助成金のお陰で、有意義な学習会等が開催でき、記録集総集編を刊行することができた。
事業効果や気づいたことは?
- 映画会、講演会、公開学習会を実施したことにより、参加者が増えた。
- 参加者間のネットワークができ、活動が進展した。
- 会報総集編の発刊は、更に活動を充実させた。
- 各関係機関に配布することができた。
団体のPR
- 岩手県にも戦争の被害があったことを全国的にアピールしたい。
- 県内の人びとに関心をもってもらい、参加者を増やし、会員を増やしたい。
今後の予定、課題
- 公開学習会、映画界を県内の他市にて開催する。
- 聞き取りを実施する。
- 記録集を他県の関係機関へ配布する。
- 新しい記録集は、体験者が高齢となり時間的な制約が課題となっている。
- 予算的に厳しい状況にある。