ゆったり介護の会
ゆったり介護の会
平成25年、軽米町で結成 会員数12名
会長 竹澤 ユヲ子
連絡先 0195-46-3560(竹澤 ユヲ子)
助成事業について
介護者の心身の健康を願い、また、認知症の正しい理解を深めるために活動
- 介護者のつどいの定例開催 年8回 延参加者91名
- 出張介護者のつどい「ゆったりサロン」開催 年3回 延参加者70名
- 家族介護者や認知症に関する啓発活動(広報誌作成、配布)
助成事業以外の活動
- 軽米町地域包括ケア推進協議会及び包括ケア研修会へ参加
- 家族介護者教室(町、県立病院主催)への参加
- 各種研修会への参加(成年後見制度、認知症について等)
結成までの経緯
岩手県立軽米病院と町で開催する「家族介護者教室」に参加したことをきっかけに、介護者の悩みや工夫など情報交換をする場が必要と考え、平成25年10月30日に「ゆったり介護の会」を設立。
地域包括支援センター職員の支援を受けながら、町内の中心部で「介護者のつどい」を行ってきた。介護で家を離れられない方、交通手段がなく参加できない方、潜在的に悩みを抱えている方のために、出前サロンが必要と考え、助成金をお願いした。
活動回数
- 毎月第3水曜日 午後1時30分~3時30分
- 役員会(随時)
今後の予定など
- 高齢者ドライバーの免許証返納等に関する勉強会(講師:警察署、町担当課)
- 認知症の方への接し方など、色々な場面を寸劇で表現し、理解を広める活動を行いたい。
- 参加者が徐々に増えてきたことで、運営スタッフの数が足りないことが課題。
事業効果は?
- 高齢者等の交流の場となり、介護者同士の連帯感、安心感が生まれた。
- 参加者からは「他の介護者の経験や工夫を聞き、取り入れ、介護に活かすことができた。また、参加して心が軽くなった」との感想がある。
また、町中心部だけでなく、地域に出向いて開催した「つどい」には多くの参加があり、「また来てほしい」「うちの地域に来てほしい」との声が上がっている。町の放送で「介護者のつどい」と聞いただけで元気をもらっているという声も聞く。 - 最近は、ゆったり介護の会に興味、関心を持った新しい参加者(特に男性介護者)が増えてきている。
- 改善点は、つどいの中で、個別の相談や悩みを聞ける時間を設けること。
団体のPR
介護の方法は、みんな違って、みんな良い。
介護者のつどいでは、大きな声で笑い、しゃべり、泣き、いろいろ吐き出せる。そして、心がゆったりする。
介護の辛さが喜びに変わる瞬間があり、感動に変わる。そして喜びは宝物に。それがゆったり介護の目指すこと。