高齢者活動交流プラザ
高齢者活動交流プラザのタイトル画像

太田生きがい倶楽部

太田生きがい倶楽部の画像1
太田生きがい倶楽部の画像2
会長 佐々木 勝利 連絡先担当者 照井 貞正
電話080-1147-4457
会員数 15名 設立年月日 平成30年4月

助成事業について

1.農園の設置・運営のための研修会開催

 講師:内閣府地域活性化伝道師、中央農業改良普及センター、栄養士等
 高齢者の地域貢献、栽培技術の習得、調理実習とメニュー作り等学習した。

2.農園の設置

 30アールの農地にキャベツ、ブロッコリー、白菜を栽培し産直施設での販売やJAを通じて市場への出荷を行った。

3.保育園・小学生の栽培体験、収穫祭(三世代交流会)の開催

 野菜苗の定植、キャベツの収穫体験、収穫した野菜を使った調理と試食会,メニュー開発、太田地区三世代交流会への食材提供を行った。

助成事業以外の活動について​

研修:
 花巻市矢沢地区での「農福連携を現場から考えるシンポジウム2018」参加
 一関市大東町「京津畑まつり、食の文化祭」、道の駅むろね視察
 大手量販店イオングループ直営農場視察

行事:
 花巻市米国友好都市ホットスプリングス市民との交流会参加
 釜石ふれあい福祉祭り、花巻市西南地区文化祭参加(展示即売会)

結成までの経緯

 集落の老人クラブの会合で、定年退職後なにもすることが無い人や農業の法人化で農作業から解放された高齢者が増え、このままではボケが早まってしまうと危惧する話から、「医療・介護保険を極力使わないで健康維持する方法として農作業で体を動かそう」という意見に、有志が集まり倶楽部設立となった。助成事業の活用は、市内の他団体の方から紹介を受けて応募しました。農園の運営には初期投資(生産資材等)が掛かる事や研修会講師の謝金、世代間交流経費、大型機械での作業委託費等に多額な資金が要るため当座の俱楽部運営資金として活用しています。高齢者ではあるが「健康であり今まで培った経験を生かせる場があってもいい」、「家族の介護をしているが自身の健康に留意しなくては」、「独居老人の引きこもりが気になる」、「病後のリハビリを兼ねて体を動かしたいが一人では」、等々個人や集落の課題を少しでも減らしていくために、集落での高齢者の生きがいづくりと相互に見守る仲間づくりが必要であると考えます。作業には各自の日程や体調を考慮して自由に参加します。

結成までの経緯の画像1
結成までの経緯の画像2

事業効果は?

 倶楽部の活動が新聞で2度紹介されたこともあり地域で話題となっている。
作業しながら会話が弾み、ボケ防止の良いコミュニケーションの場を作っている。活動初年度で成果物の販売収入が上がらず労賃もわずかだが、会員は生きがいづくりで参加してると笑っている。しかし俱楽部の運営資金を確保できる収益が必要です。作業内容によっては数日間長時間労働になることがあったので、農業法人から設備を借りるなどして作業の軽減化と時短を図る必要がある。

団体のPR

 会員は自営業や農業未体験の定年退職職者、現役の農業者で構成され、各種団体役員、区長等の役職を兼務していますが、個々の経験を活かして倶楽部の活動に参加しています。高齢者が元気で働くことは医療・介護費用を削減する社会的貢献であるをモットーに地域に根差した活動を目指しています。会員は集落のニュースポーツの「クッブ」のチームに参加して大会で楽しんでいます。

団体のPRの画像

活動回数

  • 農園の運営のため作業内容に応じた通年の活動
  • 温泉施設等を活用して年数回検討会を開催(事業の進捗状況報告と会員の慰労)

今後の予定など

 会員の平均年齢が75歳以上なので、事業継続のため60代の会員を 確保していく。令和2年9月に地区内に新設される道の駅へ野菜の多品種通年出荷を取組みます。太田地区の他集落で2グループの俱楽部新設を目指し、高齢者が生きいきと活動する場を広げたい。地区の子供たちと農作業体験や収穫物を使用したイベントで世代間交流を継続していきたい。

今後の予定などの画像

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)