パワーアップ支援室
会員数 61名 設立年月 平成22年8月
助成事業について
豪雪地域の高齢者に対する冬季の暮らし支援事業と題した2018年助成事業では、北上市内の豪雪地域で、かつ、高齢化過疎化が顕著となっている2つの地域において、高齢者世帯及び身しょう者世帯を対象として、冬期に向けた支援と冬期における支援とに分けて以下の支援活動を行いました。
- 冬期に向けた支援
- 家屋等における軽微な修繕または補修事業。
- 雪囲いの設置。
- 冬期における支援
- 家屋等の除雪全般(屋根の雪下ろしも含む。)
助成事業以外の活動について
- 総合支援事業
- 東日本大震災等における復興支援事業、及び自然災害時の緊急支援事業
- 新たな郷土づくり事業
- 県内社会の問題を改善する事業
- その他の事業
結成までの経緯
2018年助成事業を企画したきっかけは、当該対象地域の冬期における諸問題に着目したことにありました。
いずれも豪雪地域で過疎高齢化に拍車がかかっている昨今、日本全国の値をはるかに上回る高齢化率、高齢者のみでおこなう冬期の除雪、積雪や老朽化により倒壊している家屋等が増加している現状を目にしたことが発端となりました。
また、住民の減少に伴い、以前のような地域内での助け合いである共助や互助・近助が希薄化しており、過疎高齢化が深刻になっている現状を考慮すると今後それらの再生が困難であろうことから、高齢者の冬期における安心安全な暮らしの一助を図る役割を担うため、本事業を始動しました。
活動回数
年間320日間程活動。(当法人の他事業も含む全活動日数として。)
事業期間内88日間活動。(2018年本助成事業。)
事業効果は?
冬期に向けた支援及び冬期における支援とともに、東日本大震災により被災した沿岸部の住民や児童など県内各地から定期的にボランティア参加があり、高齢者の人的交流や多世代交流の機会を創り上げることが出来ました。
暮らしのみではなく生命にも直結する家屋等の危険個所の修繕または補修、敷地内の除雪をおこなったことで、高齢者等の冬期における安心安全を支えるに至りました。
今後の予定など
当該地域を中心に、失われつつある地域の共助や互助・近助に代わる新しい助け合いとして、地域内外の住民による協助を確立してゆきたいと考えています。
また、今回の助成事業でおこなった高齢者福祉に値する活動の向上、ひいては高齢者が日常生活をおくるうえで不便を感じることの利便性を図る生活福祉に寄与する活動をおこないたいと考えています。
団体のPR
東日本大震災や台風被害地における復興支援全般、自然災害時の緊急支援など、様々な分野における支援を継続しています。