高齢者活動交流プラザ
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NPO法人おでかけ支援グループそよ風

視覚障害がい者への生活支援を行い生活の質の向上と社会参加を促すの画像

​NPO法人おでかけ支援グループそよ風

平成26年、陸前高田市で設立 会員数28名
理事長 熊谷 賢一
連絡先 0192-55-5459
 熊谷 愛子

​NPO法人おでかけ支援グループそよ風の画像2

​助成事業について

  1. おでかけサポート支援事業
    ​支援内容:気仙地区の交通弱者、県視覚障がい者福祉協会大船渡支部の会員を対象に、行事開催時に自宅から開催場所までの移送(送迎)と会場内での移送支援や見守り等、外出時の移送(送迎)支援や見守り、同行援護等
  1. ボランティア育成事業
    • 移送(送迎)支援ボランティア会員の安全運転向上のための人材育成
    • ボランティア参加の人材確保

団体を結成したきっかけは?

 震災直後から、視覚障がい者の移送支援事業を行っていた団体が撤退したことと個人で行っていたボランティア活動の限界を感じ、組織作りの必要性から当初は任意で団体を設立した。その後、移送(送迎)支援会員が安心して活動できるように福祉有償運送認可取得を決議して、活動を始めた。

​苦労した点

移送(送迎)、同行援護事業ともに、支援してくれる会員の人数が不足していた。また、活動はボランティアであるため、活動日が不定期。新たな人材育成と人材確保が急務となった。

​団体結成のために必要だと気付いた点は?

  • 移送(送迎)支援会員・同行援護(ガイドヘルパー)の育成のための運営資金
  • 地域住民のボランティア参加のきっかけづくり
  • 新たな人材確保の必要性

​団体結成のために必要だと気付いた点は?の画像1

​団体結成のために必要だと気付いた点は?の画像2

​事業を実施してよかったことは?

支援を受ける方が、外出時、家族に対しての気苦労が無くなり、自分たちだけで通院できることへの安堵感など精神面、経済的負担の軽減が感じとれた。また、障がいに対しての理解や利用会員・支援会員双方に社会参加の機会が増えている。

以下は、利用者、家族、支援会員からの感想。

  • 利用者からの感想「同じ障害を持った人たちが集まって、身近な話や様々な情報を知ることができるのは良いことだ」
  • 家族からの感想「病院に連れて行くときに、タクシーや息子に頼んでいたが、息子の都合に合わせるのが大変だったが、楽になった。他のサービスと一緒に使うことができ、選択の幅が広がった。」
  • 支援会員からの感想「近所に視覚と身体に障害がある人が住んでいて、時々外で見かけ、大変そうだなと思っていた。一生懸命頑張っている姿を見てこの事業に関わりサポートしたいと思った。」

今後の予定、課題

  • 移送(送迎)ボランティアとガイドヘルパーの増員と人数を確保し、利用会員がより気軽に利用できる事業として取り組みたい。
  • 地域住民のボランティア参加のきっかけづくりや新たな人材(ガイドヘルパー)育成と障がいへの理解を普及させる。

 ​今後の予定、課題の画像

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