もりおかシルリハの会 石わり桜
シルバーリハビリ体操で楽しく健やかに
もりおかシルリハの会 石わり桜
平成31年3月、盛岡市で結成 会員数94名
会長 及川 早智子
連絡先 千田 勉(電話 019-661-0685)
活動のきっかけ
平成30年、県主催のシルバーリハビリ体操(以下「シルリハ体操」)指導者養成講座が開催され、資格を持った指導者が誕生した。翌年3月、シルリハ体操の知識、技術両面において指導者の信頼を高めること、また、関係機関との連携を取りやすくすることなどを目的として、「もりおかシルリハの会 石わり桜」を設立し、4月から組織的かつ本格的な活動を開始した。
助成事業について
- 出前指導は、盛岡市内の26か所にある「通いの場」において、概ね1時間(コロナ禍の現在は40分に短縮)、指導者2~6名で実施。
- 身体の主な筋肉の強化、関節の柔軟性を高める体操が中心で、起立・椅子・床・寝ての種目があり、嚥下体操、日常動作を楽にする体操、睡眠を良くする体操を組み合わせて行う。
- シルリハ体操を広く普及するため、年数回、地域の方々に集まってもらっての体験会を開催。
- 毎月の定例会や練習会を開き、体操のやり方、説明の手順、通いの場の様子などの情報を共有し、コミュニケーションを深めている。
- また、県内各市町村のシルリハ体操指導者が一堂に会する交流会に参加。
事業の効果について
- 令和2年度は、コロナの影響で9月から事業を開始し、延べ4068人の高齢者の参加があった。1カ月当たりでは前年度に比べて1割以上の増加であり、75歳以上の方が62%であり、着実にシルリハ体操への関心が高まっていることが伺えた。
- 特に参加者からは、肩痛や肩こりが改善したとか膝の痛みが良くなったと、嬉しい声をいただいている。このことを裏付けるように体力測定でも多くの参加者の体力が向上していることを確認している。
- 一方、指導にあたるメンバーも高齢であり、「通いの場」を自身の健康維持の場としても活用している。参加者や指導者とのコミュニケーションが円滑であり、楽しくやりがいのある時間を過ごしている。
団体PR
- 指導者、参加者ともに地域の身近な「通いの場」で活動できるため、お出かけの大きな負担が無い。あらかじめ日程を調整するので、ボランティアとしての活動が生活に無理なく溶け込み、メリハリを付けた日々を送ることが出来る。
- 当会は、シルリハ体操指導者養成講座を受講、修了すると加入できることとなっており、毎年30名ずつ養成され、住民主体の「通いの場」も38か所まで拡充する計画です。
- 指導者養成講座は、毎年7月から募集が始まりますので、盛岡市の広報に日程が掲載されます。多くの方の応募をお待ちしています。
- 「通いの場」については、5人以上のグループで開くことができますので、民生児童委員の方や地域包括支援センターまたはお知り合いのシルリハ体操指導者にご相談願います。