聴覚部門情報紙「ぷちたぺ」2024年2月号(テキスト版)
ぷちたぺ 2024年2月 第204号
- 一日フリースクールを実施しました
- きこえない・きこえにくい人のための機器展
- NET119説明会
- 点字・音訳・手話・要約筆記(筆談)体験スクールを開催しました
- センター施設利用一部制限のお知らせ
- 貸出業務お休みのお知らせ
- 電話リレーサービス利用者インタビュー動画
- 暮らしに役立つスマホアプリの紹介
- 休館日のお知らせ
一日フリースクールを実施しました
(主催:NPO法人ユニール、共催:県立視聴覚障がい者情報センター)
1月13日、研修室にて開催し、児童・生徒8名、その家族10名のほか、聴覚支援学校の卒業生や教員、耳鼻咽喉科医師、言語聴覚士、手話通訳者も参加しました。グループに分かれて手話で自己紹介したあと、当センターのYouTube動画を撮影しているスタジオ見学、箱の中身当てゲーム、持ち込みのカードゲームなどで楽しみました。このほか映写室にて保護者同士の交流会も同時開催しました。
参加した子どもたちからは「自分たちと同じような人と交流できてよかった」、保護者からは「学校の先生、家族に難聴の人がいる方、自分が難聴など、いろいろな方たちとお話できてよかった」などの感想をいただきました。
きこえない・きこえにくい人のための機器展
1月19日から28日まで、ビデオ貸出利用室にて、4年ぶりに開催しました。聴こえを助ける機器や音を見える化する機器の展示、緊急時や日常生活で役立つアプリの紹介を行い、延べ147人の方に来場いただきました。
最新の音声認識技術を活用した「Cotopat(コトパット)」は、音声をリアルタイムに字幕や動画で表示することができ、「話した言葉が文字として出て便利だと思った」「実際に試すことができてよかった」などの感想もいただき、来場者からも大変好評でした。
NET119説明会
1月28日、関連イベントとして聴覚障がい者も緊急時に「119」通報ができるアプリ「NET119」の説明会を行いました。岩手県央消防指令センター職員及びシステムを開発した株式会社ドーンの担当者から、アプリの概要、登録・使用方法を説明いただき、登録希望者には、その場で個別登録手続も行いました。更新を忘れている方もおり、つながるようになって安心の様子でした。
点字・音訳・手話・要約筆記(筆談)体験スクールを開催しました
1月27日、研修室にて「点字・音訳・手話・要約筆記(筆談)体験スクール」を開催し、23人の方に参加いただきました。盲ろうの人たちや、聞こえない人たちの暮らしとコミュニケーションの講話や、手話・要約筆記(筆談)の体験も行いました。参加した方からは「手話は独自の言語であることがよく分かった」「手話が楽しく、今後も機会があれば学びたいと思った」などの感想をいただきました。
センター施設利用一部制限のお知らせ
令和5年度岩手県要約筆記者登録試験のため、下記の時間帯は聴覚部門フロアが全室ご利用いただけません。
2月17日(土曜日)17時から21時
2月18日(日曜日)9時から17時
ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願いします。
貸出業務お休みのお知らせ
所蔵作品、貸出機器の点検のため、以下の貸出業務をお休みします。
- 字幕(手話)入りビデオライブラリー(字幕入りDVD、ビデオ)
- 情報機器(プロジェクター、OHC、パソコン等の機器)
*この期間、県立図書館も年度末休館日のため、センター入口が暗くなっています。
*当センター内の研修室、映写室等は利用可能です。
電話リレーサービス利用者インタビュー動画
電話リレーサービスをどう使うか、具体的に紹介するドキュメンタリーシリーズの動画が、日本財団電話リレーサービスのホームページでご覧になれます。
日々の生活の中で電話リレーサービスをどのように活用しているか、どのような変化があったか、利用している方に伺っています。どうぞご覧ください。
HPはこちら↓
利用者インタビューシリーズ わたしはこう使う「電話リレーサービス」<外部リンク>
暮らしに役立つスマホアプリの紹介
電話お願い手帳
外出先で用件や連絡先等をスマホで表示した画面を見せて、近くの方に協力をお願いするツールです。
警察、消防への通報や、病院、家族などへの連絡、道案内、タクシーを呼んでほしいときなど、伝えてほしい内容をアプリで入力し、文字で表示できます。
HPはこちら↓
電話お願い手帳<外部リンク>
休館日のお知らせ
2月29日(木曜日)
3月29日(金曜日)