新着案内いわてさんNo.185 - 新着点字図書
分類ごとに書名、著者名、巻数、内容、原本発行所の順に記載しています。
点字図書一般
1.哲学
役行者ものがたり
銭谷武平著
点字3冊
内容:超能力者、神仙、呪術者、超人と称えられてきた役行者。行者の活躍した地、奈良県天川村洞川の陀羅尼助を扱う薬屋小角堂に生まれた著者は、葛城・金剛・大峰の行者の遺跡を尋ね歩き、伝えられる資料を探し、この不思議な人物の生涯を描く。
原本:人文書院
7.芸術
夢と金
西野亮廣著
点字3冊
内容:お金が尽きると、夢が尽きる―。自らがビジネスモデルのデザインまで行い、「エンタメ=夢」を実現し、「生きるお金」を生み続けているキングコング西野亮廣による、“生きるための説明書”。
原本:幻冬舎
8.言語
女ことばってなんなのかしら?
平野卿子著
点字3冊
内容:日本語の「女ことば」、それは日本人に根付く「性別の美学」の申し子である―。翻訳家として西洋語に長年接してきた著者が、女ことばを産んだ土壌と歴史的背景、およびそこから生じる日本の女と男の関係性を見つめ直す。
原本:河出書房新社
9.文学
水歌通信
くどうれいん、東直子著
点字データ1冊
内容:結婚を打診されるも、かつての恋人の存在が心にひっかかり、素直に喜べないみつき。同じ街を浮遊しながら思考する謎の存在・ミメイ。ふたりの歌人が短歌と散文でつむぐ、みずみずしい歌物語。
原本:左右社
口ぶえ
折口信夫著
点字データ3冊
内容:同性の同級生、渥美に想いを寄せている安良は、上級生の岡沢に迫られていた。強引な岡沢と清らかな渥美、ふたりの間で安良は揺れ動き…。表題作はじめ、「身毒丸」「神の嫁」、怪異小説「生き口を問う女」を収録する。
原本:宝島社
世界一バカな医者の論文
園井敏啓著
点字データ5冊
内容:医者のバカ息子がバッドトリップの先に垣間見たのは、まだ誰も知らない「世界の秘密」だった―。2000年代初頭、サンフランシスコ。ドラッグ大好き日本人留学生のマーと、彼に翻弄されるアメリカ人達の歪な学園ストーリー。
原本:Amazing Adventure
ヨモツイクサ
知念実希人著
点字7冊
内容:アイヌの人々が怖れた禁域〈黄泉の森〉を開発しようとする作業員達が行方不明になり、現場には〈何か〉に蹂躙された痕跡が残っていた。7年前の神隠し事件との繋がりは。作業員が死ぬ前に見た蒼い光とは…。バイオ・ホラー。
原本:双葉社
よわむし同心信長 天下人の声
早見俊著
点字3冊
内容:南町奉行所に勤める信藤長次郎は、自他ともに認める根っからの小心者。織田信長の史書を読むことを唯一の楽しみとしている。そんな長次郎は、探索の途中、頭と身体を強く打ち、賊の手に捕らわれてしまう。そしてそのときから頭の中で、戦国の英雄、織田信長の声が聞こえるようになってしまったのだが…。
原本:コスミック出版
よわむし同心信長 うらみ笛
早見俊著
点字3冊
内容:南町奉行所同心・信藤長次郎は探索中の怪我がきっかけで、頭の中で織田信長の声が聞こえるようになってしまった。厳しくも時に温かい信長の言葉で、若き同心は、徐々に成長し始める。気弱な同心が最後に見せる、許せぬ悪への一撃。
原本:コスミック出版
よわむし同心信長 消えた天下人
早見俊著
点字3冊
内容:織田信長に憧れる南町奉行所同心・信藤長次郎は、その好みとは裏腹に生来の臆病者。ところがこの長次郎、誰にも言えないある秘密を抱えていた―。役目中の怪我がきっかけとなり、頭の中で織田信長が話しかけてくるようになってしまったのである。信長の鋭利な頭脳から繰り出される推理、そして厳しくも温かい叱咤激励により、長次郎は難事件を次々に解決していく。
原本:コスミック出版
よわむし同心信長 春の夢
早見俊著
点字3冊
内容:南町奉行所同心・信藤長次郎は、優しい性根とすぐれた知性を持ちつつも、危険に出遭うとすぐに身がすくんでしまう、生来のよわむし。ところがある日、役目中の事故がきっかけとなり、長次郎は頭の中で、戦国の英雄・織田信長と会話ができるようになってしまった。長次郎と信長の異能コンビが、江戸に巻き起こるさまざまな難事件を解決していく。
原本:コスミック出版
賢治と妖精琥珀
平谷美樹著
点字データ4冊
内容:大正12年、宮澤賢治のもとに、ふたつに割れた琥珀の片割れが届く。そこには妖精が封じ込められていて、もう片方の琥珀の力で不死となった祈祷僧ラスプーチンが奪取を狙っているという…。大正ロマンファンタジー。
原本:集英社
点字図書児童
4.自然科学
おもしろい石と人の物語
大平悠麻著
点字3冊
内容:エジプト王も愛したラピスラズリ、ミケランジェロが聴いた大理石の声、地球温暖化を食い止める鉱物…。高校の理科教師が、私たちの生活に欠かせない鉱物や岩石のおもしろさを解説する。
原本:総合科学出版
レッド・フォックス
チャールズ・G・D・ロバーツ著 桂宥子訳
点字3冊
内容:比類なく強く、賢くたくましい「レッド・フォックス」は、次々と訪れる危機を克服し、カナダの未開の荒野を雄々しく生きてゆき…。野生動物の徹底した生態観察をもとに、傑出した一頭のキツネをダイナミックに描く。
原本:福音館書店
ウイルスって何だろう
青野由利著
点字1冊
内容:ウイルスは生物と無生物の間にあるような存在だ。ではウイルスとは何だろう。第1章でウイルスの構造や特徴を解説した後、世界中を混乱に陥れた新型コロナウイルスをはじめ、インフルエンザや天然痘などの事例を紹介する。ウイルスの構造などの触図を掲載。
原本:筑摩書房
命を救う 心を救う
ふじもとみさと著
点字1冊
内容:ミャンマーをはじめとする東南アジアの国々で「貧困層に医療をとどけたい」と活動している、小児外科医の吉岡秀人先生。喜びと悲しみが交差する命の現場で奮闘する先生のエピソードを紹介する。
原本:佼成出版社
9.文学
あしたのあたしはあたらしいあたし
石津ちひろ詩
点字1冊
内容:表題作である「あした」をはじめ、アナグラムや早口言葉など思わず声に出して読みたくなる詩や、少女の気持ちをときに元気に、ときにナイーブにうたった詩など、全28編を収録。絵本作家・翻訳家としても知られる石津ちひろの第一詩集。
原本:理論社
ちょっとこわいメモ
北野勇作著
点字1冊
内容:ぼくの名前はこばやしゆうと。ゆうと、というのは、勇気のある人、という意味なんだけど、ぼくはこわがりなんだ。こわいものがありすぎるから、ちょっとこわいもののメモを書くことにした。あとで見て、ちょっとこわいだけじゃないかって思えるように。ぬいぐるみのクマ、プール、テレビ、路地…ぼくが見たこわくてふしぎな4つのお話。
原本:福音館書店
四つ子ぐらし 15
ひのひまり作
点字データ3冊
内容:李央くんの婚約者・撫子ちゃんが、「助けてください」と突然現れた。ずっと、お父さんからひどいウソをつくように命令されているらしく…。四姉妹と李央くんが撫子を守るために立ち上がる!
原本:KADOKAWA
小説弱虫ペダル 12
渡辺航原作 輔老心ノベライズ
点字データ2冊
内容:広島呉南の待宮の脱落後、協調でチームに追いついた荒北と坂道たち。ここからはコース最大の山が待ち受ける。荒北のこん身の走りに圧倒された坂道は決意を新たに勝負にいどむが…。人気コミックのノベライズ。
原本:岩崎書店