新着案内いわてさんNo.185- 今月の特集
今月の特集~落語
9月1日に5年ぶりの三者交流会として街あるきと落語会を開催します。当日参加できる方も、そうでない方も一緒に楽しんでいただきたいと、今月の特集は落語にまつわる本を選んでみました。所蔵形態の後に(他)とあるのは他施設所蔵の図書です。岩手県内にお住いの方には当センター経由で貸出しが可能です。また、本欄で取り上げた音声デイジー図書をテーマごとにまとめた「特集パック」も用意しています。利用の方法など詳細はお問合せください。
阿川佐和子のこの噺家に会いたい
阿川佐和子著
所蔵:点字(他) 音声デイジー(他)
内容:阿川佐和子が、神田松之丞、桂歌丸、立川志の輔、三遊亭円楽、柳家小三治など15人の落語家・講談師と対談。その笑いと語りのエッセンスに迫る。
落語と私
桂米朝著
所蔵:点字(他) カセット(他) 音声デイジー(他)
内容:落語とはどんな芸であるのか。高座で演じられた話芸としての落語、活字にされた作品としての落語、寄席の歴史について、さらに落語史上の重要人物を紹介。文化功労者、桂米朝が語る落語家的人生。
赤めだか
立川談春著
所蔵:点字(他) 音声デイジー(他)
内容:サラリーマンより楽だと思った。とんでもない、誤算だった―。笑って泣いて胸に沁みる、「家族以上」の師弟関係。17歳で天才・立川談志に入門した談春が落語家前座生活を綴った、破天荒な名随筆。
今夜も落語で眠りたい
中野翠著
所蔵:点字(他) カセット(他) 音声デイジー(他)
内容:落語は笑いとともに、江戸明治の日本が生んだ「幻の町」に連れて行ってくれる。「落語こそ日本文化最大最高の遺産」と言い切る著者による、寝る前に愉しむ、心地よくて贅沢な落語入門。
おあとがよろしいようで
喜多川泰著
所蔵:点字(他) 音声デイジー(他)
内容:金も夢も友もない上京したての大学生・暖平は、ひょんなことから落語研究会に入ることに。落語が繋ぐ仲間との出会いが、彼の人生を大きく変えていき…。
しゃべれどもしゃべれども
佐藤多佳子著
所蔵:点字(他) カセット(他) 音声デイジー(他)
内容:話し方教室を開くハメになった若い落語家。教室には苛めにあった小学生や赤面症の野球解説者までが通ってきて…。優しい恋の物語。
こっちへお入り
平安寿子著
所蔵:点字(他) カセット(他) 音声デイジー(他)
内容:ギャグ? このわたしが、ギャグをやる? やれるのか。人を笑わせられるのか。ちゃんとした笑いがとれるのか―。吉田江利、33歳。独身OL。落語に挑戦しちゃいます。笑いあり、涙ありの落語小説。
あらすじで読む古典落語の名作
野口卓著 柳家小満ん監修
所蔵:点字(他) カセット(他) 音声デイジー(他)
内容:アニメになった「あたま山」。子供たちも暗誦している「寿限無」。知ったかぶりの代名詞となった「酢豆腐」などなど―。お客さんの耳で篩にかけられ、語り継がれる古典落語101噺をあらすじで紹介。
甘夏とオリオン
増山実著
所蔵:点字(他) 音声デイジー(他)
内容:大阪・玉出で、失踪した師匠を待ちながら肩を寄せ合い生き抜く落語一門。駆け出しの落語家・甘夏は、深夜の銭湯で寄席を開催することを思いつく。そこはどこか心に穴を抱える人々が集まる場所となり…。
ま・く・ら
柳家小三治著
所蔵:点字(他) カセット(他) 音声デイジー(他)
内容:枕は落語のイントロ。旺盛な好奇心と確かな眼、磨いた話術がくり出す枕は枕を超えた。人生っていいなと心温まる、「まくらの小三治」の真骨頂。