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山田風太郎賞の受賞作品と最終候補作品のご紹介 | 注目の本 | 貸出可能になった本
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書名、著者名、内容、原本発行所、製作状況の順です。製作状況は点字図書・テープ図書・音声デイジー図書・テキストデイジー図書の順で、A~Eの内容は次のとおりです。
A 当センター所蔵
B 他施設所蔵
C 当センターで製作中
D 他施設で製作中
E 現在製作の予定なし。お読みになりたい図書がありましたら、ご相談ください。(県外にお住まいの方は、お近くの点字図書館等にお問合せください)
山田風太郎賞の受賞作品と最終候補作品のご紹介
第16回「山田風太郎賞」(主催:KADOKAWA、角川文化振興財団)の受賞作品が発表されました。この賞は、山田風太郎氏の独創的な作品群とその作家的姿勢への敬意を礎に、有望な作家の作品を発掘顕彰するために創設されたものです。受賞2作品と候補4作品の製作状況をご紹介します。
受賞作品
神都の証人
大門剛明著
内容:突然、父親を奪われた少女に救いは訪れるのか? 事件の謎は、戦前から令和まで引き継がれる。世代を超えて社会の歪みと戦い続ける者たちの行き着く先とは、いったい何なのか―。
原本:講談社
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ミナミの春
遠田潤子著
内容:売れない芸人を続ける娘、夫の隠し子疑惑が発覚した妻、父と血のつながらない高校生…。大阪・ミナミを舞台に、人の「あたたかさ」を照らす群像劇。
原本:文藝春秋
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候補作品
普通の子
朝比奈あすか著
内容:佐久間美保の小学5年生の息子・晴翔が、小学校のベランダから転落して骨折してしまう。わが子はいじめを受けていたのではないか。そう思った美保は独自に真相を探ろうとするが…。
原本:KADOKAWA
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飽くなき地景
荻堂顕著
内容:不動産事業で財を成した旧華族の烏丸家。その家宝の刀が、狂暴な愚連隊の手に渡ってしまう。烏丸家の嫡男・治道は刀を取り戻すため、ある無謀な計画を実行する…。注目の気鋭が描き上げる、戦後史×刀剣×都市開発。
原本:KADOKAWA
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失われた貌
櫻田智也著
内容:山奥で、顔を潰され、歯を抜かれ、手首から先を切り落とされた死体が発見された。事件報道後、警察署に小学生が訪れ、死体は「自分のお父さんかもしれない」と言う。彼の父親は10年前に失踪し、失踪宣告を受けていた…。
原本:新潮社
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目には目を
新川帆立著
内容:少年院で出会った6人の重罪犯。彼らは更生して社会に戻ったが、少年Bが密告して、娘を殺された遺族が少年Aを殺害した。かつての少年6人のうち、誰が被害者で、誰が密告者なのか?
原本:KADOKAWA
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注目の本
ニポラチャンネル 音声版 第61回から第85回まで
日本ライトハウス製作
内容:見えない方、見えにくい方のためのYouTube『ニポラチャンネル』の第61回から第85回までの音声のみを抽出して、デイジー編集したもの。iPhone の基本操作、アプリなどを紹介するほか、センスプレーヤーの使い方などを収録。
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透析を止めた日
堀川惠子著
内容:なぜ、透析患者は「安らかな死」を迎えることができないのか? どうして、がん患者以外は「緩和ケア」さえ受けられないのか? 透析患者の終末期に生じる問題について、患者の家族の立場から国の医療政策に一石を投じる。
原本:講談社
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母を葬る
秋吉久美子、下重暁子著
内容:看取ってから年月が過ぎても未だ「母を葬る」ことができないのはなぜなのか。苦しくも愛しい“家族という呪縛”について、女優・秋吉久美子と作家・下重暁子が語り合う。
原本:新潮社
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貸出可能になった本
(本欄で紹介済み)
ブレイクショットの軌跡
逢坂冬馬著
点字 音声デイジー
恋とか愛とかやさしさなら
一穂ミチ著
点字
命日
瀬戸内寂聴著
点字
万両役者の扇
蝉谷めぐ実著
点字
風に立つ
柚月裕子著
点字
両京十五日 凶兆
馬伯庸著 齊藤正高、泊功訳
点字
ボタニストの殺人 上・下
M.W.クレイヴン著 東野さやか訳
点字
ブラック郵便局
宮崎拓朗著
音声デイジー
ビリー・サマーズ 上・下
スティーブン・キング著 白石朗訳
音声デイジー