新着案内いわてさんNo.162 - 今月の特集
今月の特集~本屋さん
最近はインターネット販売や電子書籍の普及で、お店に行かなくも本を買えるようになりました。それでも、ついつい足を運んでしまいたくなる本屋さんもあります。人々は何を求めて本屋さんに向かうのでしょうか。今月の特集は、本屋さんとそれを取り巻く人々をテーマにした本です。
所蔵形態の後に(他)とあるのは他施設所蔵の図書です。岩手県内にお住いの方には当センター経由で貸出しが可能です。また、本欄で取り上げた音声デイジー図書をテーマごとにまとめた「特集パック」も用意しています。利用の方法など詳細はお問合せください。
月魚
三浦しをん著
所蔵:点字(他) カセット(他) 音声デイジー(他)
内容:水の底には秘密がひそむ。秘密を抱え、彼は彼に会いに行く。あの雑木林の向こう、古書店「無窮堂」まで。気鋭の作家が描く「罪」と「再生」の青春小説。
幻想古書店で珈琲を
蒼月海里著
所蔵:点字(他) 音声デイジー(他)
内容:会社が倒産し無職となった司は、どこからともなく漂う珈琲の香りに誘われ、古書店に迷い込む。そこには自らを魔法使いだと名乗る店主・亜門がいて…。切なくも、ちょっぴり愉快な、本と人で紡がれた心がホッとする物語。シリーズ7作目までと番外編も点字・音声デイジーともに製作されています。
金曜日の本屋さん
名取佐和子著
所蔵:点字(他) 音声デイジー(他)
内容:「読みたい本が見つかる本屋」のネット上の噂を目にした大学生の倉井史弥。病床の父に借りた本を失くし、藁にもすがる思いで噂の駅ナカ書店〈金曜堂〉を訪ねた彼を出迎えたのは、明るい笑顔の女店長・南槙乃。倉井は南に一目惚れして…。シリーズ4作目まで点字・音声デイジーともに製作されています。
書店ガール
碧野圭著
所蔵:点字(他) 音声デイジー(他)
内容:27歳の書店員・亜紀は、仕事でもユニークな企画を次々打ち出している。しかし、40歳の副店長・理子とは、ことごとく衝突続き。その理子が店長に昇進した直後、半年後に店が閉鎖されることになる。シリーズ7作目まで点字・音声デイジーともに製作されています。
定価のない本
門井慶喜著
所蔵:点字(他) 音声デイジー(他)
内容:終戦後ふたたび復興を遂げつつあった古書の街・神田神保町。名もなき古書店主の死をめぐる探偵行は、やがて戦後日本の闇に潜む陰謀を炙りだしていき…。長編ミステリ。
平台がおまちかね
大崎梢著
所蔵:点字(他) 音声デイジー(他)
内容:自社本をたくさん売ってくれた書店を訪ねたら、なぜか冷たくあしらわれ、文学賞の贈呈式では受賞者が現れない…。個性的な面々に囲まれながら波瀾万丈の日々を奮闘する、新人出版社営業部員・井辻くんのハートフル・ミステリ。
ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち
三上延著
所蔵:点字(他) 音声デイジー(他) テキストデイジー(他)
内容:鎌倉の古本屋店主は若くきれいな女性だが、とても人見知り。しかし、古書の知識は並大低ではない。彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれるが、それらにまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。シリーズ7作目まで点字・音声デイジーともに製作されています。
店長がバカすぎて
早見和真著
所蔵:点字(他) 音声デイジー(他)
内容:谷原京子、契約社員、時給998円。店長が、小説家が、弊社の社長が、営業がバカすぎて「マジ辞めてやる!」 でも、でも…。本を愛する書店員の物語。
森崎書店の日々
八木沢里志著
所蔵:点字(他) 音声デイジー(他)
内容:恋人と仕事を一遍に失った貴子のところに、本の街・神保町で、古書店を経営する叔父のサトルから電話が入る。古書店街を舞台に、一人の女性の成長を描く。
レジまでの推理
似鳥鶏著
所蔵:点字(他) 音声デイジー(他)
内容:力仕事でアイディア仕事で客商売。書店員は日夜てんてこ舞い。しかも、店長は鮮やかに謎も解きあかし…。書店を舞台に巻き起こる事件に挑む書店員たちの活躍を描いたミステリ。
笑う書店員の多忙な日々
石黒敦久著
所蔵:点字(他) 音声デイジー(他)
内容:東京の小さな書店で、個性的な店員に囲まれながら働く楠奈津。ある日、新人デビュー作のゲラを読んだ奈津は衝撃を受け、全店フェアを提案するも、周囲から猛反発を受けてしまう。果たして、奈津の想いは報われるのだろうか―?
書店主フィクリーのものがたり
ガブリエル・ゼヴィン著 小尾芙佐訳
所蔵:点字(他) 音声デイジー(他) テキストデイジー(他)
内容:島に1軒だけある小さな書店に、ある日、幼い女の子が捨てられていた。彼女を育て始めた店主は、人を愛する心を知っていく。本が人と人とをつなげる物語。
セーヌ川の書店主
ニーナ・ゲオルゲ著 遠山明子訳
所蔵:点字(他) 音声デイジー(他)
内容:パリのセーヌ河畔の船上で、悩める人々に本を“処方”する書店主ペルデュ。彼はある古い手紙をきっかけに、自らの心の傷を治す船出を決意する。目指すはプロヴァンス、かつて愛したあのひとの故郷…。喪失と再生の物語。