岩手県立視聴覚障がい者情報センター
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聴覚部門情報紙「ぷちたぺ」2023年1月号(テキスト版)

ぷちたぺ 2023年1月 第191号

​​新年のご挨拶

新年おめでとうございます。

皆様には、健やかに新しい年をお迎えのことと存じ、心からお喜び申し上げます。

昨年は、コロナ禍の中、“3年ぶりの”という言葉が多く見聞きされました。当センターでも、感染対策を徹底しながら事業再開を進め、養成講習会、意思疎通支援者の派遣調整などほぼ平年並みまで回復しています。おかげさまで、平成18年4月開館からの利用者累計が50万人を超えました。ここに、皆様の御支援に感謝申し上げます。

障害者情報アクセス法が昨年5月に施行され、障がいに応じた情報取得の手段の選択や地域差、時間差のない情報取得など大きな変革に期待が高まっています。一つずつでもこの“完成予想図”に示す、情報格差なく、誰もが住みやすい社会の実現に近づくことを願うものです。

本年も、様々な出会いを大切に、利用者一人一人の御期待に応えられるよう、職員一丸となって各種事業の推進に当たりますので、皆様方の御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。

岩手県立視聴覚障がい者情報センター所長 稲葉 亘

手話・文字で「電話」ができる公共サービス
日本財団電話リレーサービス ~文字チャット編~

きこえない・きこえにくい人も電話ができる公共サービス「日本財団電話リレーサービス」をご存じですか。

通話方法は手話と文字の2通りあります。文字チャットによる通話の場合、スマートフォンやパソコン等で入力した内容をオペレータが即座に音声で電話の相手方に伝えます。相手からの音声内容も文字でリアルタイム表示されるのでFaxやメール等よりも早く用件を済ませることができ便利です。是非ご活用ください。

★詳しくはこちら⇒「日本財団電話リレーサービス」を検索

登録手続や利用方法等について分からないことがある場合は当センターでもサポートします。お気軽にお問合せください。

字幕(手話)入りビデオライブラリー情報 新着作品紹介

精神障害を併せもつ聴覚障害者への対応 ~精神科医療・福祉機関スタッフ・家族に向けて~​ ​(DVD 38分)

本品は4つの場面構成となっています。聴覚障害者が精神科外来を受診するシーンから始まり、入院してから院内リハビリテーションを受け、退院してからは家庭生活の場面を、その後は地域活動支援センターに通所するという流れになっています。
ドラマに出演する方は実際にろう者が演じています。場面ごとに解説もありますので、理解を深めていただけたら幸いです。(手話・字幕) [WD22-24]

★この作品は、利用登録をしたすべての方が貸出利用できます。

​「北海道・三陸沖後発地震注意情報」の運用が始まりました

内閣府・気象庁は12月16日から、北海道から岩手県の太平洋側を対象に「後発地震注意情報」の運用を始めました。マグニチュード(M)7以上の地震後に発生する「後発地震」への注意を呼びかけます。

2011年の東日本大震災のときは、3月9日M7.3の地震の2日後、M9.0の後発地震が発生しました。
この情報では事前避難の呼びかけはありません。市町村のホームページやSNS、テレビ放送等で地震への備えを呼びかけます。

実際に後発地震が発生するとは限りませんが、被害を少しでも抑えるため、発表後1週間程度は後発地震に注意が必要です。

  • 岩手県は内陸と沿岸計23市町村が対象。
  • 就寝時に枕元に靴等を置いて避難できる態勢をとる​。

センター施設一部利用制限のお知らせ

「令和4年度岩手県要約筆記者登録試験」実施のため、下記の期間はセンター内施設をご利用いただけません。

日時

2月18日(土曜日)午後5時から午後9時
2月19日(日曜日)午前9時から午後5時(予定)

​​ご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力をお願いします。

1月・2月休館日

1月31日(火曜日)
2月28日(火曜日)

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