環境学習交流センター/岩手県地球温暖化防止活動推進センター ー推進員派遣実施記録20220525
推進員派遣報告
実施日:2022年5月25日
研修会:奥州市環境学習事業(ごみ・リサイクルに関する学習会)
テーマ:ごみ・リサイクル
推進員:若生 和江
主催者:奥州市生活環境課(奥州市立若柳小学校)
対象:4学年児童20名、教諭1名
地域:奥州市
内容:
・ごみとリサイクルの何が課題かを考える
・分別体験を通じ、やってみるにつなげる
・それぞれが、リサイクルやごみ減量に自分から取り組むきっかけをつくる
推進員より:
・体験とその振り返りから正しい分別の仕方について子供たちの疑問に答えながら確かめられたのは良かった。
・実際にやってみて出てきた疑問について、市役所の担当者と一緒に講師を務められたことで、なぜ?にこたえながら、関心を持ってもらう事ができたと思う。
・ごみとリサイクルの問題が、海の豊かさを守る事や日々の自分たちの暮らし方からつながっていることが実感できたのは良かったと思う。
主催者より:
ごみ・リサイクルの現状と問題についての説明。みんなに何故を考えて欲しいということで、若生氏が「なぜごみが増えると問題なのか?」「ごみを出さないためにどんな選択が必要か?」など児童に問いかけながら講演。若生氏が風化で壊れやすくなったプラスチックを持参し、子どもたちに袋の上から砕かせて、マイクロプラスチックがどのように出来るかを体感させてくれた。奥州市のゴミも川を下って海に流れ込んでしまうので、プラスチックのごみを見つけたら、正しく処分をするように話をした。また、市職員と一緒に実際の自治体のごみの出し方を体験。わざと分別が必要な物を混ぜるなどして、家で実際に取り組める活動を学ばせていた。児童らは興味を持って質問し、職員も即答がしにくい詳細な質問も飛び出していた。