いわて環境情報板 【2026年10月号】

岩手県や県内自治体の環境情報、県内企業のホットなトピックスをお伝えします。
月1回程度更新いたしますので、ぜひご覧ください。
また、皆さまからお寄せいただいた情報も掲載させていただきますので、お気軽にご相談ください。
いわて環境情報板
岩手県、県内各市町村からの環境ニュース
【岩手県内補助金・助成金情報】
企業向け情報 事業者向け補助金・助成金 – 事業者のとりくみ | いわてわんこ節電所<外部リンク>
家庭向け情報 家庭向け補助金・助成金 – 家庭のとりくみ | いわてわんこ節電所<外部リンク>
岩手県内企業からの環境ニュース
・北日本銀行ニュースリリース
2026年8月24日更新 きたぎんディスクロージャー誌2026別冊マガジン [PDFファイル/14.88MB]
2026年9月1日更新 きたぎんSDGs私募債(銀行保証付)引受けについて ~株式会社興和電設~ [PDFファイル/423KB]
・東北銀行ニュースリリース
2026年8月21日更新 とうぎん 陸前高田市脱炭素先行地域事業への金融支援について [PDFファイル/990KB]
・岩手銀行ニュースリリース
2026年8月31日更新 「いわぎんSDGs私募債」(寄付貢献型私募債)の引受けおよび寄贈式の開催について (有限会社泉澤水産) [PDFファイル/479KB]
2026年9月11日更新 「いわぎんサステナ応援ローン 」の実行 について (有限 会社 二和木材 ) [PDFファイル/453KB]
2026年9月16日更新 「いわぎんサステナ応援ローン」の実行について (株式会社西部産業) [PDFファイル/464KB]
環境保健研究センター新着情報
環境保健研究センター新着情報
「岩手県環境保健研究センター」では、県民の皆様の健康といわての環境を守るため、健康・環境に関する科学的・技術的拠点として、次のような業務に取り組んでいます。
○ 県民の皆様の健康や環境に被害のおそれがある場合の対応
○ 健康と環境を守るための試験検査・監視測定
○ 行政の課題に対応した調査研究
○ 技術支援・情報発信・研修指導
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自然毒を含む動植物による食中毒について
自然界には、人間に対する毒を持っている生物が数多く存在します。
パッと連想するのは、毒ヘビ、サソリ、蜂、フグ、毒キノコなどでしょうか。
噛まれたり刺されたりすることで毒が体内に入るほか、誤って食べることにより体内に入り中毒症状が発現することがあります。
今回は、これら自然界の毒を持つ生物(自然毒)の誤食による食中毒についてご紹介します。
○ 「食中毒」ってなに?
食中毒とは、病原微生物(それらが産生する毒素を含む。)や化学物質などを含む飲食物等を摂取することによって生じる健康被害の総称です。
食中毒の原因となった微生物や化学物質などの種類によってその毒性や症状は異なるので、「食中毒だから嘔吐する、下痢になる」など、その症状を一概に言うことはできません。
○ 日本における食中毒発生状況
厚生労働省の食中毒統計資料に掲載されている1998年(平成10年)から2025年(令和7年)までのデータをもとに、食中毒の発生状況(図1)を見ると、この期間に全国で38,986件の食中毒が発生し、患者数は671,998人、死者数は151人に上ります。原因別内訳では、細菌、ウイルス、寄生虫など微生物等に起因するものが、発生件数・患者数ともに全体の約9割を占めています。一方で、死者数に着目すると、発生件数では全体の7%程度である自然毒による食中毒が最も多く、重症化や死亡につながりやすいことがわかります。

図1 食中毒の発生件数・患者数・死者数(全国:1998~2025年)
○ 食中毒事例の多い自然毒
食中毒がよく発生する自然毒を分類すると、動物性自然毒と植物性自然毒に大きく分けられます。
動物性自然毒の代表例としては、フグ毒であるテトロドトキシン(TTX)、二枚貝などに蓄積する貝毒〔麻痺性貝毒:サキシトキシン(STX)等、下痢性貝毒:オカダ酸(OA)等〕が挙げられます。これらの多くは「外因性」、すなわち他の生物が産生した毒を体内に取り込むことで蓄積する毒です。そのため、毒の種類によっては季節により量が大きく変動します。例えば、ホタテガイなどに蓄積する麻痺性貝毒は、春から初夏にかけて増殖するAlexandrium属の有毒プランクトンを二枚貝が摂取することで蓄積します。特に中腸腺(いわゆる「ウロ」)に高濃度で蓄積することがよく知られていますが、外套膜(いわゆる「ひも」)にも蓄積します。
一方、植物性自然毒の代表例としては、スイセンに含まれるリコリン、イヌサフランに含まれるコルヒチンなどがあります。また、統計上は毒キノコも植物性自然毒に含まれ、ツキヨタケのイルジンSなどがよく知られています。植物性自然毒の多くは「内因性」、すなわちその生物自身が有毒成分を産生するため、時期によって毒が消失したり、可食になったりすることはありません。
○ 珍しい食中毒例
2006年に沖縄県で発生した事案です。
家庭菜園で育てていたナスを収穫し、ミートソースを調理してスパゲティにかけて食べた女性が、約3時間後にろれつが回らない、意識混濁、意味不明の話をするなどの症状が出て夫に付き添われて病院受診しました。女性は輸液による経過観察で症状が回復したためそのまま帰宅しました。
帰宅後、夫がミートソースを食べたところ、約3時間後に同様の症状が現れたことから今度は夫が病院を受診し治療を受けました。
沖縄県がこの食中毒の原因を調査したところ、収穫したナスは、チョウセンアサガオというナス科の有毒植物を台木にして接ぎ木したナスであり、チョウセンアサガオの毒であるアトロピンやスコポラミンがナスに含有されてしまったというものでした。
○ 自然毒による食中毒に注意!
自然毒による食中毒は発生件数こそ多くありませんが、死亡例の割合が高いことが特徴です。
特に多いのは、春先から初夏にかけて山菜や家庭菜園で採取した植物を無毒のものと間違えたり有毒なものが混ざったりしている、秋にキノコ採りに行き毒キノコを食用キノコと間違える、フグや二枚貝を自ら採取・喫食することによるものです。
自然毒による食中毒を防ぐためには、「知らないものは採らない、食べない、人にあげない」ことが基本ですが、採取した植物や魚介類が食用である、無毒であると確実に判断できない場合は絶対に食べてはいけません。
○ 食中毒や自然毒に関する情報
食中毒全般の発生状況や予防、自然毒についてもっと知りたい方は以下のページを参考としてください。
食中毒|厚生労働省<外部リンク>
自然毒のリスクプロファイル|厚生労働省<外部リンク>
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岩手県環境保健研究センターHPトップページ
https://www.pref.iwate.jp/kanhoken/<外部リンク>
広報誌「環保研聞録~I-Riep Journal~」掲載ページ ぜひご覧ください!
https://www.pref.iwate.jp/kanhoken/i-riep_journal.html<外部リンク>
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〇 フェーズフリーってご存じですか。
普段使うものやサービスを、日常と災害時の両方で役立つものにしていこう、という考え方。
身の回りにあるモノやサービスが、日常だけでなく、非常時にも価値が発揮されるようにデザインされていれば、特別に備えずとも「備わっている社会」に近づく。
2014年に提唱されて以降、防災の枠を超えて広がり、フェーズフリー仕様の商品やサービス、施設などが次々に生まれている。
フェーズフリーは、日常時と非常時の境界を取り払い、どちらの状況でも活用できる商品やサービスを提供する新しい防災コンセプトです。
日々の生活の中で自分にできることを考え行動して、みませんか。環境にやさしい行動にも通じるものがあります。

(記事提供:岩手日日新聞)
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【先進企業取材レポート】
・2026年9月 第13回 株式会社NSオカムラ<外部リンク>
・2026年8月 第12回 株式会社ミチノク<外部リンク>
・2026年3月 第11回 株式会社ジャパンセミコンダクター<外部リンク>
・2026年1月 第10回 株式会社アマタケ <外部リンク>
・2025年3月 第9回 岩手電工 株式会社
・2024年12月 第8回 株式会社 ミクニ 盛岡事業所
・2024年1月 第4回 一般社団法人 ゴジョる
・2023年12月 第3回 滝ノ上温泉/滝ノ上地熱バイナリー発電所
・2023年10月 第1回 株式会社 吉田測量設計 (敬省略)
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